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GDP WIN 2のバッテリーを交換した

GDP WIN 2のバッテリーを交換した。

購入後3年でダメになってしまったGPD WIN 2 の充電池

2018年6月に購入した「GPD WIN 2」のバッテリーが約3年でダメになってしまった。2021年9月には完全に死んでしまい電源ケーブルを挿さないとGPD WIN 2自体が起動しなくなった。

GPD WIN 2 のバッテリーは「6438132-2S」という規格である。一昨年に新しいバッテリーを買って交換しようと分解したが、日本の公式代理店では新品のバッテリーが 10,000円だったので躊躇していた。2023年1月4日になって少し円安感が解消されたのでAliexpress で約5,000円の新しいバッテリーを購入した。

現在のGPD WIN 2 の中古価格は15,000〜20,000円なので、5,000円出して新しいバッテリーを買ってスペックの低いデバイスを修理するくらいなら、適当な3万円くらいのミニPCを買った方が良かったかもしれないと若干後悔している。

GDP WIN 2から古いバッテリーを取り外す

交換に備えて古いバッテリーを GPD WIN 2 から取り除く作業をした。

爪を押しながら裏蓋を剥がすのは大変だった。ただ、これでもGPD WIN 2は分解しやすい方らしい。

バッテリーと本体とは強力な接着剤で固定されている。バッテリーと本体の間にピックを差し込み少しずつ隙間を広めていった。バッテリーを剥がすのに1時間ほどかかったのでこの作業はもう二度とやりたくない。

取り外したリポバッテリーから接着剤の匂いが漂っており、単品で外に放り出しておくのも怖くてすぐに缶の容器に突っ込んだ。翌日近所の家電量販店に持っていき処分してもらった。本当は新旧バッテリーで比較をしたかったのだが……

GDP WIN 2 はバッテリーなしでも起動するため、新しいバッテリーが届くまでは直電源で運用をする予定だ。

新しいバッテリーは充電中のキュルキュル音がしない

Aliexpress でもらった追跡番号上では深圳-香港経由でまだ中国本土を出発していないのにも関わらず、1月15日には新しいバッテリーが届いた。商品の発送元は千葉県野田市木間ケ瀬であった。国内発送だったのだろうか?よくわからない。

謎のドライバーも付属していたがネジを舐めてしまいそうなので使っていない。

裏蓋を外して新しいバッテリーを装着した。

裏蓋を仮止めした状態で電源を入れた。2年ぶりに電源ケーブルを挿さずにGPD WIN 2が起動したのは嬉しい。

問題なく充電もできているようだ。古いバッテリーを入れているときは充電中に高周波音でキュルキュル鳴っていた(コイル鳴き?)のだが、新しいバッテリーは無音で充電できているようだ。

「CPUID HWMonitor」を使って新しいバッテリーのデータを見たところ、新品にも関わらず Wear Level が 21% になっていた。新品の場合は 0% から始まるのかと思ったがそういうわけでもなさそうだ。

新しいバッテリーは新品にも関わらず Wear Level が 21% になっている

取り外す前の古いバッテリーは Wear Level が 31% であった。

古いバッテリーは Wear Level が 31% でPCが起動しなくなっていた

10%劣化したらバッテリー起動できなくなるとかじゃないと良いのだが。

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本ブログで「GPD WIN 2」について書いたエントリは以下の通り。