2023年5月8日、新型コロナウイルス感染症が5類へと変更された。コロナワクチンは引き続き無料で受けられるが、墨田区では接種会場が大幅に減少された。本記事では、2023年5月8日以降も運営されている接種会場を紹介する。
はじめに
2023年5月8日、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けがインフルエンザと同じ「5類」に変更された。この変更により、感染対策の管理が政府から個人や事業者へと移されることになった。多くの店舗では、従業員がマスクを着用し、客のマスク着用を任意としている。
新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが８日、季節性インフルエンザと同じ「５類」へ移行した。政府対策本部も廃止。政府が一律に感染対策を求めるのではなく、個人や事業者の判断に委ねられる。
感染対策は、法に基づき行政が要請や関与をする仕組みから、個人の自主的な取り組みを基本とした考え方に変更。政府は基本的対処方針を廃止した。業種別ガイドラインもなくなり、事業者の判断に委ねられることになった。
新型コロナ「５類」に 対策、個人の判断に - 産経ニュース
実費負担を求められるインフルエンザワクチンとは異なり、コロナワクチンは無料で引き続き接種が可能であるが、その他自治体と同様に墨田区では接種会場の数が大幅に減少している。墨田区では、下記のスケジュールで対象者が区分されている。
一般の区民を対象としたコロナワクチン接種は 2023年9月1日から
重要な点として、「基礎疾患がなく、医療従事者ではない12〜64歳の墨田区民」という割合が最も多い層の追加接種は、9月1日から受付が開始される予定である。
墨田区では過去に、予定された先行接種対象者への接種がほぼ完了した段階でスケジュールを前倒しにしたことがあるため、今回も同様に（ワクチンを無駄にしないために）スケジュールが変更される可能性がある。この記事の内容を信じずに、墨田区公式サイトなどの一次情報を参照して欲しい。
接種会場一覧
墨田区内で2023年5月8日以降にコロナワクチンを接種できる主要な会場のリストは以下の通りである。各会場の詳細については、ウェブサイトや公式情報を確認いただきたい。
- 立花体育館（立花１丁目２５−１０）
- 旧隅田小学校（墨田５丁目４９−５）
- 東京スカイツリー イーストタワー（押上１丁目１−２）
- 第一ホテル両国（横網１丁目６−１）
ファイザー
2023年5月時点のファイザーの接種会場は下図の通り。
モデルナ
2023年5月時点のモデルナの接種会場は下図の通り。モデルナを接種できる会場は第一ホテル両国とスカイツリーの2箇所しか設置されていない。
東京スカイツリータウン ソラマチ
「東京スカイツリー イーストタワー」ではファイザーとモデルナ両方の接種に対応している。日〜木曜日はファイザー、金〜土曜日はモデルナと曜日ごとによって切り替えているようだ。
まとめ
墨田区では、2023年5月8日以降もいくつかの場所でコロナワクチンの接種を受けることができる。ただ、すべての会場では接種者数に制限が設けられているため事前に予約をしておく必要がある。予約は、墨田区の公式ウェブサイトや電話を通じておこなえるので、墨田区のワクチン特設ページで確認すること。
