酢ろぐ!

カレーが嫌いなスマートフォンアプリプログラマのブログ。

東京都福祉保健局が実施する「新型コロナウィルス感染症モニタリング検査」に参加してきた

新型コロナウイルスが流行りだしてからほとんど外出しなくなった。さくさんは元々引きこもりみたいな生活を送っていたのもあるが、同一世帯の人間(嫁)以外との外食はゼロにして外に出る頻度もさげた。

去年末より嫁の卒論・国試・就活・仕事と大型イベントが続いており、当時ワクチン接種対象外だったさくさんから嫁へコロナを移すわけにはいかないのでかなり気を使っていた。いまは2人とも2回目のワクチン接種を終えており幾分か気楽になっている。

マスク・手洗い・うがいの基本的防御で今のところコロナに感染せずに済んでいる。ワクチンも2回目の接種から2週間が経過したので、万が一に感染したとしても重篤化する可能性は低い (ことを祈ってる)。

前述の通り、外出は控えているがさすがにゼロには出来ていない。病院からの帰り道に京王線からJRへの乗り換えしようと歩いていたところ『東京都のモニタリング検査やってます』の看板を発見したので、これが「噂のモニタリング検査か……」と検査を受けてきた。

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モニタリング検査の翌日にメールで結果が届いた。結果としては「陰性」だったので無症状の感染者ではなくてよかった。

モニタリング検査とは

新型コロナウィルスに感染しているかどうかを調べるために「PCR検査」が実施されているのは誰でも知っていると思う。検査の種類には大きく分けて3つある。

  • 感染疑いの人間を対象に保健所が実施する「行政検査」
  • 街中で検査できますと業者がノボリを立てている「自費検査」
  • 無症状者を対象にして非公開でひっそり実施する「自治体等の独自検査」

「行政検査」はニュースでよく見かけるし、街を歩いていたら「自費検査」をやっている。「自治体等の独自検査」についてはなかなか見かけない。

自治体等の独自検査とは

「自治体等の独自検査」は、無症状者かつ特定の条件対象者に限定して実施される。無症状者に限定して、クラスターが発生しやすい集団・施設等での発生予防や、感染拡大の予兆の早期探知のために行う検査とされている。今回さくさんが受けてきた独自検査の対象は新宿駅を利用する集団である。

「無料でPCR検査できるから来ました!」みたいな人を避けるために基本的に会場や開催日時は非公開でひっそり実施されている。……とはいえこの時代なので基本的にSNSで調べればどこで開催されているかわかるし、なんなら区議会議員がここでやってますと情報を流している。

「無症状者に限定して実施しているので政府は検査数を稼いで陽性率を下げている」的なツイートを見かけたが、目的が異なるので感染疑いのある人は除外されるのは仕方ない。感染疑いのあるひとは「行政検査」を受けて欲しい。

東京都ではなく墨田区としてもモニタリング検査を実施している

さくさんは少し前に錦糸町駅付近でやっていたモニタリング検査を知っていたので参加しやすかった。

実施されたモニタリング検査結果はこのような形で公表される。

東京都の検査件数も公開されている

東京都として東京都福祉保健局が実施しているモニタリング検査結果はこのような形で公開されている。風評被害を避けるためにどこでモニタリング検査を実施したかについては秘匿されているようだ。体温が通常通りで具合も悪くない無症状者を対象としているのにも関わらず陽性者がそこそこいて驚く。

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引用元:検査件数 東京都福祉保健局

さくさんの検査結果も2週間後にこのページで掲載されることだろう。

モニタリング検査に参加してきた

さてようやく本題のモニタリング検査に参加した時のことについて書いていく。

病院からの帰り道、新宿駅でJRに乗り換えるために一旦改札の外に出た。京王線とJRは地下通路で繋がっているが階段の登り下りがしんどいので、さくさんは若干遠回りになるが改札を出て平坦な道を歩くルートを選んでいる。

新宿西口のイベント広場で『東京都のモニタリング検査やってます』の看板を発見したのでPCR検査を受けてきた。

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PCR検査の検査手法についてはこのエントリを書くにあたって初めて知ったが、ここでは唾液に存在しているウィルスを培養して陽性かどうかの判定を出す手法が用いられいた。検査キットに綿棒と綿棒を格納するチューブがあるのがわかるだろうか。

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梅干しとレモンの写真を見ながら、3分間綿棒に唾液をたっぷり浸透させた。

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チューブに綿棒を入れたら完了、スタッフにチューブを提出したら終了である。入って出てくるまで15分ほどだった。

検査結果は陰性だった

スタッフによると2〜3日後にメールで結果を知らせるとのことだったが、検査数が少ないのか翌日には検査結果が出た。無事陰性だったので安心した。

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1日1万件の検査をしたいけれど実際には1日2,000件ほどに留まっていて検査件数を伸ばしたいというツイートも見かけたので、もし街を歩いていてモニタリング検査会場があれば是非参加してみてください。

終わり。