酢ろぐ!

カレーが嫌いなスマートフォンアプリプログラマのブログ。

接種当日に副反応が出なくてドヤ顔してたのに翌日きっちり発熱した2回目のモデルナワクチン接種の副反応の記録

自衛隊の大規模接種会場で2回目の新型コロナワクチンを打ってきた。大規模接種センターではモデルナ筋注を使用している。

モデルナワクチンは4人に3人が発熱の副反応が発生するらしい。さくさんも他に漏れなく接種した18時間後から発熱が始まり、一時は39度にタッチしそうな勢いだったが34時間後には平熱に戻った。発熱以外の副反応は発生していない(少なくとも現時点では)。

2回目のモデルナワクチン接種の記録をまとめた。

(2021/07/27追記) 注意: この記事を読んでというわけではないとは思いますが、勘違いされている方がいたので追記しておきます。モデルナワクチンは多くの人に発熱の副反応が出るのは事実ですが、ファイザー製ワクチン(コミナティ筋注)であれば発熱の副反応が出ないわけではありません。厚生労働省のリーフレットによればファイザー製ワクチンでも10〜50%の確率で発熱が発生します。モデルナとファイザーを同時期に打つ機会があるのであればどちらを打つか悩んでも良いと思いますが、モデルナワクチンを打つ機会があるに関わらずファイザー製ワクチンを打つために数ヶ月待つというのはオススメできません。その間も感染リスク・重篤化リスクを背負う必要があるため、どの選択肢が自分にとって一番利益があるのかご検討ください。

要約

  • さくさんは前日からかなり意識して水分を補給していた
  • ワクチン接種は午前中に打って、接種翌日は休みを取るべき
  • 接種18時間後から発熱が始まった
  • 接種34時間後には平熱に戻った
  • 38度越えの発熱ウェーブは合計3回
  • 38度超えた時点で解熱鎮痛剤を投入することでダメージを最小限にできた

この記事で特に言いたいのは「前日から意識して水分を補給しておくべき」「ワクチン接種は午前中に打って、接種翌日は休みを取るべき」です。4分の3の確率で発熱副反応を引いた場合、翌日は満足に動けなくなるので予定をまるっと空けておきましょう。

あらすじ

6月20日に自衛隊の大規模接種会場で新型コロナワクチンを打った。のちに墨田区の個別接種が1週間早まったが、さくさんの条件で最速で免疫を獲得できるのは「大規模接種」だったのでこの選択は正解だった。

7月に入ってから免疫獲得に支障があると聞いて酒を飲むのをやめた。ノンアルコールビールに切り替えた。

接種15日後に遅延性皮膚反応(通称モデルナアーム)が発生した。モデルナアームの名前は知っていたけど事象については知らなかったのでちょっとビックリした。3日後には腫れは治った。

7月23日はいつもより意識して水分を補給する。またいつもガバ飲みしているコーヒーを飲むのもやめた。

7月24日、2回目のワクチン摂取のために自衛隊の大規模接種会場に向かった。

遅発型副反応についてのお知らせがそこらじゅうに貼られていた。前回はここまで貼ってなかったと思うので、結構な数の副反応が出たからか注意勧告的に多めに貼っているのかもしれない。2週間経ってから副反応が出るとビックリするもんね。

2回目なので手順や導線についても把握しておりスムーズに接種が終わり11時には解放された。

モデルナワクチンの副反応 (発熱)の記録

7月24日11時に2回目のワクチン接種が完了した。

ワクチン接種当日は、家に帰ってきてからゲームで遊んだ。翌日発熱することが想定されたので早めに就寝した。

翌25日午前5時(接種後18時間経過)に体が熱くて目が覚める。

6時(接種後19時間経過)、38.2度に到達する。8時まで38.1〜38.3度をウロウロしていた。6時の段階でカロナールを投入して良いのか悩んだため、この状態が2時間続いたら解熱剤を入れることにした。

8時(接種後21時間経過)、朝ごはん後にカロナール300mgを投入。

10時(接種後23時間経過)、37.3度まで下がって快適になる。

12時(接種後25時間経過)、38.5度に到達する。お昼ごはん後にカロナール300mgを投入。

13時(接種後26時間経過)、37.5度まで下がって快適になる。

17時30分(接種後30.5時間経過)、38.7度に到達する。クーラーのかかってる部屋が寒すぎて、ヒートテックと冬用のパジャマを取り出して着る。

18時(接種後31時間経過)、晩ごはん後にカロナール300mgを投入。

20時(接種後33時間経過)、37.2度まで下がって快適になる。

22時(接種後35時間経過)、36.7度まで落ちる。

副反応の記録まとめ

発熱ウェーブは合計3回だった。

ワクチン接種を11時にしていたのが大正解だったのか、すべての発熱ウェーブをご飯の時間に合わせることができた。

17時30分の発熱最終ウェーブが一番つらかった。39度に近づくにつれて熱いはずの部屋なのに寒くて、布団で横になっていれない状態になった。我が家で一番熱い玄関まで行って丸くなっていたがやはり寒かった。

ちなみにさくさんは平熱が36.5〜36.8度と通常より高い。体感としては下図の通り。38度を超えると熱に冒された状態になる。

体温 状態
36.5 〜 37.0度 平熱。なにもない普通の状態
37.0 〜 37.5度 ちょっとだるいけど余裕
37.5 〜 38.5度 かなりきつい。寝そべりながら漫画読むのもしんどい
38.5 〜 やばい(語彙力)。寒すぎる。余裕がなくなり横になるのもしんどい

僕の場合はカロナール300mgでうまく発熱をコントロールすることができたのでまだマシだったけど、睡眠時間中に発熱して寝不足の状態で翌日を迎えたり、39度を超えてしまった場合にはかなり辛いと思う。

この1ヶ月間禁酒しておりワクチン接種の前日から意識して水分補給していたのも功を奏したのか、ワクチンの副反応を最小限のダメージで乗り越えることができた。

買っておいた方が良いもの

さくさんが経験して用意しておいた方がよいものをまとめた。色々書いているけれど水分補給の手段と解熱剤があれば最低限乗り切れる気がする。解熱剤がないと結構しんどいと思う。

必須アイテム

ポカリスエット。糖分が気になるが前日から飲んで水分補給していた。

ウィダーインゼリー*1。38度超えたらご飯を食べるのがつらくなるけど、ご飯を食べないと解熱剤が飲めないので、インゼリーとヨーグルトで胃を保護してから解熱剤を飲むようにした。

カロナール錠(アセトアミノフェン)。38度を超えたら横になっているのもつらくなる。Amazonにはカロナールが置いてないので下記のリンクはイメージ。アセトアミノフェンのジェネリック薬品でも良いと聞く。いつも飲んでいる解熱鎮痛剤があればそっちを優先して飲むと良いみたい。家に女子がいるとカロナールが備蓄されていると聞く。

当初はアセトアミノフェンのみ推奨だったけど、カロナールが品薄になるにつれて「ロキソニン錠(ロキソプロフェン)」「ポンタール(メフェナム酸)」も利用できると厚生労働省がツイートしていた。妊婦さんに関しては時期によって利用できる解熱剤が異なるのでかかりつけ医と相談した方が良いです。ロキソニンは大抵の家で備蓄されているので助かりますね。

なくても良いけど合ったら嬉しい

冬用のパジャマ。体温が39度に近づくと猛暑日でも歯がガタガタするほど寒く感じてしまう。すぐに着替えられるように冬用パジャマを用意しておくと安心。

アイスクリーム。体温が高くなるためひんやり冷たくて甘いアイスクリームには救われる。2個くらいあれば嬉しい。

ペットボトルのポカリがなくなったら粉末のもので凌げるようにしておくと精神的に安心。

冷えピタ。解熱効果はないけれど気持ちいい。なくても良いけれど合ったら嬉しい。

(追記) 7月26日 18時から大規模接種会場の追加枠の募集が開始される

8月末で終了する予定だった自衛隊による大規模接種だけど9月25日までの延長が決定した。

自衛隊が運営する新型コロナウイルスワクチン大規模接種センターが1回目接種を本格的に再開する。6月下旬から2回目が大半を占めていたが、8月1日以降は1日あたり東京会場で1万人、大阪会場で5千人が1回目を受ける。対象は18歳以上で市区町村の接種券があれば地域は問わない。ワクチンは米モデルナ製を使う。

自衛隊大規模接種、本格再開へ 26日から予約開始 - 産経ニュース

これに伴い、2021年7月26日18時から1回目のワクチン接種の予約が開始される。東京センター・大阪センターの予約サイトへの入り口ページは以下のリンクからどうぞ。

www.mod.go.jp

自治体での個別接種との差が3週間以内であれば、大規模接種で受けない選択肢もありです。

  • 個別接種はファイザー (接種間隔3週間で免疫獲得まで1週間)
  • 大規模接種はモデルナ (接種間隔5週間で免疫獲得まで2週間)

トータルで見積もると自治体で打った方が免疫獲得まで早かったりするかもしれないので、計算して早く免疫獲得できる方を選んでやってくださいな。

*1:いつのまにかウィダーが消えていた。「ウィダー」とはなんだったのか……?