酢ろぐ!

カレーが嫌いなスマートフォンアプリプログラマのブログ。

AQUOS LC-32V5(シャープ)の純正リモコンGA934WJSAの電源ボタンが反応しなくなった

嫁が成人祝いで買ってもらったシャープのAQUOS(アクオス) LC-32V5の純正リモコン「GA934WJSA」の電源ボタンが反応しなくなってしまいました。

毎朝目覚ましの代わりにテレビが起動する設定にしているので、リモコンが使えないのは死活問題です。仕方がないので、純正リモコンを修理することにしました。正しくは修理というよりかは応急処置ですね

ギュッと押さないと反応しなくなった純正リモコン

現象としてはリモコンの電源ボタンが効きません

ギュッと力一杯ボタンを押して、その状態を10秒ぐらい続けて、ようやくテレビ側が信号受信して電源がつくような状態です。症状が出る前日までは問題なく使えていて、急に現象が発生するようになってしまいました。

分解する前に代替リモコンを手配した

いきなりリモコンを分解してやろうと思いましたが、僕がリモコンを破壊してしまった場合にテレビの電源が落とせなくなってしまいます。その状態はなんとしても避けないといけないので、修理する前に安い学習リモコンを買うことにしました。

我が家ではテレビを見ることがないので、電源ボタンとChromecastとNintendo Switchに切り替えるための入力切り替えボタンのふたつがあれば要件を満たすことができます。他の商品と比べて、一番リモコンっぽい オーム電機の「OHM AudioComm 学習AVリモコン AV-R820E」を購入しました。

新品の純正リモコンが4,000円くらいなので四分の一くらいの値段です。この手の製品は、ほとんど買ったことがありませんでしたがひとつのリモコンで複数のメーカーのテレビに対応しているようです。

OHM AudioComm 学習AVリモコン AV-R820E

OHM AudioComm 学習AVリモコン AV-R820E

学習リモコンを使ってテレビの電源のオンオフができることを確認したので、安心して純正リモコンの分解をすることにしました。

純正リモコンの分解と応急処置

準備が整ったので早速分解してみました。

分解してみてわかったが導電ゴムを使って入力のオン/オフをしているわけではないことがわかりました。シールドされたボタンの中では同様のことをやっているのかもしれませんが僕が直接アクセスすることはできなさそうです。

導電ボタンが剥き出しになっているのであれば、ワンダースワンカラーのようにアルミホイルを挟んで通電させることができたのですが……

電源ボタンに対応する場所を赤丸で囲みました。ゴムボタンを押すと、凸部分で基板側のボタンを押す作りになっているようです。

KUREのエレクトロニッククリーナーで基板を掃除しても反応はかわらなかったので、電源ボタンが磨耗して今までの押す力では反応しなくなっていると推測して、プラ板を挟むことにしました。ワンダースワンカラーのようにアルミホイルを使わなかったのは通電させる意味がないと考えたからです。

プラ板1枚では反応が変わらなかったので、プラ板2枚を守ることにしました(以下の写真は実験段階)。

残念なことにボタンを押し込む感覚がなくなってしまいましたが、純正リモコンをそのまま使えるのがとても嬉しい。あくまでも応急処置に近い対策なので、近いうちにボタンがバカになってしまいそうですが、その時には学習リモコンの方をメインとして使うようにしたいです。