ちょうど1ヶ月前に購入したワンダースワンカラーを修理しました。
残念ながら電源が入らず、Y字ネジではなかったので分解することができず、そのまま放置していました。
ようやく特殊ドライバーを購入することができたので修理に着手しました。
アネックス(ANEX) T型ヘクスローブドライバー T7×50 No.6300
- 出版社/メーカー: 兼古製作所(Anex)
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さて、今日はワンダースワンカラーをレストアして徳を積みましょう🙏
ワンダースワンカラー1号を分解する
形状的に電池ボックスが膨らんでいて自立してくれないので、写真撮影のために上下逆さまにして撮影。
前回の通り、特に目立った傷はありません。
この特殊ネジがネックでした。仕事が忙しいのでドライバーを買えずじまいでした。
分解しました。
ニンテンドーDSの液晶を固定していたハーネスケーブルを外す感覚です。上下のロックをまず外してからハーネスケーブルを引っ張ります。
L字のハーネスケーブルなので水平に引っ張ることができないので、くいっと矢印の方向に引っ張る感じにケーブルを抜きました。
分解するとこんな感じです。
修理する
ワンダースワンカラーはよくジャンクで出回っているのですが、その理由として一番多いのは「電源がつかない」ことです。今回問題になっている電源がオンにならない原因はここにあります。
経年劣化のせいで電源ボタンの導電ゴムが劣化しています。ボタン側の裏側にアルミホイルをつけて電気を通してあげます。
分解した順と逆に組み立てていきます。
はい、起動してみましょう。
起動しない💢💢💢
一瞬、右側の人間マークが点灯するのですがやはり起動する気配がありません。通電が十分ではないのでしょう。
やり方を変えてみた
2つ折りにしたアルミホイルを電源ボタンに直接くっつけました。基盤の裏側にアルミホイルを両面テープでとめています。
今度こそ上手くいくと嬉しいです。
できました!無事にワンダースワンが起動した時の「キュイィーン」と鳴ってくれました。
ワンダースワンカラー版のファイナルファンタジーをやるのは初めてです。
ワンダースワンカラーが起動しているところは、初めて起動しているところをみました!
しかし、ゲームボーイカラーよりも見にくい……てか暗い。当時の少年たちはまともに使えていたのでしょうか。
バックライトに慣れてしまっているので、TFT液晶のゲームボーイカラーですら厳しいと思っていたんだけど、ワンダースワンカラーはSTN液晶のせいなのかそれよりも厳しい。
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