酢ろぐ!

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「春のハヤカワ電子書籍祭」セールのオススメSF作品15冊 (2020/4/13まで)

2020年4月13日まで「春のハヤカワ電子書籍祭」が開催されています。セール対象で既読済みKindle書籍を紹介していきます。

オススメしたい作品

面白いけど、人に紹介して面白さが伝わるかわからないのは「ヒト夜の永い夢」。自動人形による何ページにもわたる大口上にはただただ圧倒されるんだけど、やっぱり紹介しにくい。なんて書けばよいのかわからん。読み終わったあとはとても疲れる。

ヒト夜の永い夢 (ハヤカワ文庫JA)

ヒト夜の永い夢 (ハヤカワ文庫JA)

自分にあんまり合っていなかった作品

基本的にSF作品は大好物なんだけど、執筆時期が古すぎ*1、冷戦期に書かれたSF作品は政治状況が古すぎ と途中脱落する作品が少なくありません。

今回新しく買った本

今回の「春のハヤカワ電子書籍祭」セールで購入した作品はこれ。すでに読んだものもあるので軽く感想を書いておく。

「Know」は途中で脱落した。

know

know

  • 作者:野崎まど
  • 発売日: 2013/09/30
  • メディア: Kindle版

「円環宇宙の戦士少女」は読みやすくライトノベルに近いのかな。一気に読み切ることができた。アニメ化に期待したい。円環の理的なものを想像してたけど違ってた。

「幼年期の終り」は人類の救済なのか。オーバーロードたちは救われるのか。人類の進化だったり、宇宙人たちが大都市に宇宙船乗り付けてやってきたり、宇宙人が地球人を飼育する(保護される)系の元ネタ。たしかにこれは名作だった。

幼年期の終り

幼年期の終り

「宇宙軍士官学校―前哨―1」は途中で脱落した。本作はライトな感じで、ちょうど重たいものが食べたい時期だったのが原因。時間を開けて挑戦してみる予定。

宇宙軍士官学校―前哨―1 (ハヤカワ文庫JA)

宇宙軍士官学校―前哨―1 (ハヤカワ文庫JA)

まとめ

4/13まで春のハヤカワ電子書籍祭は続くので、とりあえずは「星系出雲の兵站」の1巻読んで、登場キャラクターの掛け合い(特に水神・火伏)が気にいるようであれば、続巻を揃える感じでいかがでしょうか。5月にはまた新刊でるので、無印(4巻)・遠征(3巻)に追いついて欲しい🙏🙏

星系出雲の兵站 1 (ハヤカワ文庫JA)

星系出雲の兵站 1 (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者:林 譲治
  • 発売日: 2018/08/31
  • メディア: Kindle版

星系出雲の兵站2 (ハヤカワ文庫JA)

星系出雲の兵站2 (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者:林 譲治
  • 発売日: 2018/10/31
  • メディア: Kindle版

星系出雲の兵站 3 (ハヤカワ文庫JA)

星系出雲の兵站 3 (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者:林 譲治
  • 発売日: 2019/01/31
  • メディア: Kindle版

星系出雲の兵站 4 (ハヤカワ文庫JA)

星系出雲の兵站 4 (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者:林 譲治
  • 発売日: 2019/04/26
  • メディア: Kindle版

結論としては「星系出雲の兵站」をオススメしておきます。

*1:たとえば「火星のプリンセス」は100年前(日本では大正6年)に書かれた作品。