2020年4月13日まで「春のハヤカワ電子書籍祭」が開催されています。セール対象で既読済みKindle書籍を紹介していきます。
オススメしたい作品
「火星の人」を書いたアンディー・ウイアーの「アルテミス」がKindleセールで半額以下になってるので気になってた方は是非💪💪 https://t.co/EXekqgXmLP pic.twitter.com/CIiu2DU3Vl
— さくさん (@ch3cooh) 2020年3月15日
いま連載中のSF作品で一番好きな「星系出雲の兵站」シリーズもKindleセールで半額になってるのでこの機会に是非🙏 長編作で、現在も続巻が出ています。第二部「遠征」が佳境に入っているので、第一部にあたるこの無印シリーズを是非まとめて読んでみてください🙇♀️ https://t.co/8IbevnM24R pic.twitter.com/SZvJl5s1zZ
— さくさん (@ch3cooh) 2020年3月15日
トラックに轢かれて異世界に転生する話が最近多いけど、これはプログラマーがトラックに轢かれて「宇宙船」として蘇るSF作品。VRネタやスタートレックなど有名SFネタも多いのでサクサク読めると思う。人を選びそうではあるけれど「火星の人」の作風が好きな人にウケそう🦁 https://t.co/3qiVW8Kxu3 pic.twitter.com/2e5XIdoEa4
— さくさん (@ch3cooh) 2020年3月15日
バガー(昆虫型宇宙人)に地球が侵略されており、指揮官育成プログラムに少年エンダーが選出されます。エンダーの心の成長が丁寧に描かれていて、最後に訓練の真相が判明するんだけど、マージナルオペレーションを読んだあとだったので、ラストの衝撃が薄まった感がありました
— さくさん (@ch3cooh) 2020年3月15日
https://t.co/1d7cCqVq5p pic.twitter.com/qolqMAcvBS
「波の手紙が響くとき」は「これSFなの?探偵ものやん💢」と思いながらも、読み進めていくと立派なSFだったことがわかる良い作品で、読んだ当時この作品に出会えたことに感謝してた😭 なぜか定価が2000円と高いので、セールで半額になってるいまだとお勧めしやすい https://t.co/wRFkQ5Ggu5 pic.twitter.com/NKQyVjaIWV
— さくさん (@ch3cooh) 2020年3月15日
小生SFミステリーが大好物なので趣向の合う方やIT畑の方には「オービタル・クラウド」が読みやすいし面白いしでお勧めしやすいかも💪💪ただ、この作品は序盤がやや没入しくい感があって、映画の「2012」や「THE CORE」の序盤のように場面がコロコロする https://t.co/wTATk7RgIx pic.twitter.com/ZHGN3PSrtG
— さくさん (@ch3cooh) 2020年3月15日
面白いけど、人に紹介して面白さが伝わるかわからないのは「ヒト夜の永い夢」。自動人形による何ページにもわたる大口上にはただただ圧倒されるんだけど、やっぱり紹介しにくい。なんて書けばよいのかわからん。読み終わったあとはとても疲れる。
- 作者:柴田 勝家
- 発売日: 2019/04/26
- メディア: Kindle版
自分にあんまり合っていなかった作品
基本的にSF作品は大好物なんだけど、執筆時期が古すぎ*1、冷戦期に書かれたSF作品は政治状況が古すぎ と途中脱落する作品が少なくありません。
高い城の男も半額以下になってるよ。ドラマ化されましたね。日本人が八卦をしたあたりで読めなくなりました。何度かツイートした記憶あるけど、日本とドイツが北米大陸を占領するのが無理筋なので、世界観に没入できなかったのが大きいです (ドラマも同様に途中で脱落した) https://t.co/FRU4hgIA21 pic.twitter.com/7XOTbwEhio
— さくさん (@ch3cooh) 2020年3月15日
ナイトフライヤーは、うーん……ドラマも微妙だったし…… あんまり僕には刺さらなかった……
— さくさん (@ch3cooh) 2020年3月15日
今回新しく買った本
今回の「春のハヤカワ電子書籍祭」セールで購入した作品はこれ。すでに読んだものもあるので軽く感想を書いておく。
「Know」は途中で脱落した。
「円環宇宙の戦士少女」は読みやすくライトノベルに近いのかな。一気に読み切ることができた。アニメ化に期待したい。円環の理的なものを想像してたけど違ってた。
- 作者:クローディア グレイ
- 発売日: 2019/02/15
- メディア: Kindle版
「幼年期の終り」は人類の救済なのか。オーバーロードたちは救われるのか。人類の進化だったり、宇宙人たちが大都市に宇宙船乗り付けてやってきたり、宇宙人が地球人を飼育する(保護される)系の元ネタ。たしかにこれは名作だった。
- 作者:アーサー C クラーク,福島 正実
- 発売日: 2012/12/21
- メディア: Kindle版
- 作者:ジョージ・オーウェル,高橋 和久
- 発売日: 2012/08/01
- メディア: Kindle版
- 作者:アーサー C クラーク,伊藤 典夫
- 発売日: 2013/07/17
- メディア: Kindle版
「宇宙軍士官学校―前哨―1」は途中で脱落した。本作はライトな感じで、ちょうど重たいものが食べたい時期だったのが原因。時間を開けて挑戦してみる予定。
- 作者:鷹見 一幸
- 発売日: 2012/12/28
- メディア: Kindle版
まとめ
4/13まで春のハヤカワ電子書籍祭は続くので、とりあえずは「星系出雲の兵站」の1巻読んで、登場キャラクターの掛け合い(特に水神・火伏)が気にいるようであれば、続巻を揃える感じでいかがでしょうか。5月にはまた新刊でるので、無印(4巻)・遠征(3巻)に追いついて欲しい🙏🙏
- 作者:林 譲治
- 発売日: 2018/08/31
- メディア: Kindle版
- 作者:林 譲治
- 発売日: 2018/10/31
- メディア: Kindle版
- 作者:林 譲治
- 発売日: 2019/01/31
- メディア: Kindle版
- 作者:林 譲治
- 発売日: 2019/04/26
- メディア: Kindle版
結論としては「星系出雲の兵站」をオススメしておきます。
*1:たとえば「火星のプリンセス」は100年前(日本では大正6年)に書かれた作品。