今のマンションに引っ越してきて、もうすぐ3年になろうとしています。
寝室と仕事部屋があって、それぞれの部屋にエアコンがついています。最近の賃貸マンションにも関わらず全ての部屋にエアコンがついているのが決め手になりました。
今回、問題になっているのは寝室側にあるエアコンで、日立製RAS−28Vです。
残念なことに室外機が動いていません。
目次
去年時点ではエアコンから冷風が出ていた
うちには犬がいて、室内犬なので夏場と冬場は24時間フルにエアコンをつけています。
- 7月〜10月:冷房
- 11月〜3月:暖房
最初の1年はうまく動いていた備え付けのクーラーの調子が悪くなっていき、徐々に冷たい風を出さなくなっていました。現在に至っては、電気代のかかる送風機ぐらいにしかなっていません。
昨日は夏日であまりにも暑くて「冷風がでなくてもいいや」とエアコンを付けっ放しにして寝ました。外気を取り込むだけのエアコン+空気を循環させる扇風機でとりあえず眠ることができました。
汗びっしょりで起きて洗濯をするためにベランダに出たところ、洗濯機の糸くず網がいっぱいになっていたので網を外してゴミ箱に向かいました。糸くずを捨てるときにふと室外機を見るとプロペラが回転していないことに気付きました。
今までは古いマンションなので備え付けのエアコンの能力が徐々に劣化しているのかな?ぐらいにしか考えていませんでした。エアコンそのものは特にエラー表示もなくてきちんと動いているように見えます。
故障と断言できないのでどうしようもない……と考えていたんだけど、室外機が動いていないとなるとちょっと事情が変わってくるんじゃないか?と思いました。
仮説:冷風がでないのは室外機の故障ではないか?
冷房は、部屋の中の熱い空気を外に追い出す熱交換によって涼しい風を出しています。
室外機が壊れているので室内の暖かい空気を外に出すことができずに、エアコンから冷風を出せないでいるのではないかと推測しました。
確証を得るためにネットで調べてみると、室外機に埃が詰まってもプロペラが止まることがあるらしいです。
室外機の背面を確認してみるとアルミフィンの部分に埃が詰まっていました。室外機は外に置いているものだしそこまで埃や汚れを気にしなくてもよいのではないか?と思いながらも、キッチンペーパーと使い古した歯ブラシを使ってフィンについた汚れを掃除すると、プロペラが回り始めました。
エアコンから冷風ができるようになった!!!
問題発生!またプロペラが止まった
……と思ったら10分くらいしたら室外機のプロペラが止まってしまいました。
RAS−28Vの取扱説明書を読むと、冷房は「外気温22℃以上」の場合に使うことがおすすめされていました。さらに暖房の項目にだけど外気温と設定温度が違いすぎる場合には機械保護のために運転しないと書かれていました。
(要因は不明だけど)室外機に内蔵されている温度センサーが実際よりも低く計測されていて、温度指定していても適温なので冷風を送る必要なしとエアコンが判断してしまっているのかもしれません。
リモコンで温度を20度に設定したら室外機が動き出しました。
冷風が出てる!
まとめ
RAS−28Vすべてが問題なのか、うちにあるエアコンが故障しているのか、ベランダという環境要因なのか、それとも複合要因なのかよくわかりませんが、結論としては以下の通りです。
- エアコンは壊れていない
- 設定したい温度から2〜3度下げると冷風を出す(28度に設定したいけれど26度にしないと冷風がでない)
- RAS−28Vの仕様なのか個体の状態が悪くなっているのかはわからない