Synology DiskStation DS216j に挿していたHDDが故障したのをキッカケにメインのNASを DS220j へ移行しました。詳しくは前回の記事をお読みください。
購入した220jはこれです。購入時点で21,000円だったのでDS216jの購入価格とあまり違いはありません。
【NASキット】Synology DiskStation DS220j [2ベイ / クアッドコアCPU搭載 / 512MBメモリ搭載] 国内正規品+電話サポート対応品
- 発売日: 2020/03/12
- メディア: Personal Computers
SynologyのDiskStationシリーズの型番にjがつくモデルはエントリーモデル(入門者用モデル)なので、スペックを絞りつつ便利に使えるようになっています。DS216jとDS220jはそこまでスペック的に違いがないので速度面の改善は期待していなかったのですが、わずかな差でもなんとなく早くなったように感じます*1。
型番 | DS216j | DS220j |
---|---|---|
CPU | 1.0GHz デュアルコア(Marvell Armada 385 88F6820) | 1.4GHz クアッドコア(Realtek RTD1296) |
メモリ | DDR3 512MB | 512 MB DDR4 |
LAN | 1 x Gigabit | 1 x Gigabit (RJ-45) |
転送速度 | 読込 112.75MB/s以上、書込 97.6MB/s以上 | 読込 112MB/s以上、書込 112MB/s以上 |
消費電力 | 6.95W(アイドル)、14.85W(負荷時) | 5.06W(アイドル)、12.46W(負荷時) |
この違いで体感ここまで変わるなら、DataStationの上位機種にしてもよかったかもしれません。でもHDDアクセスするのは年に数時間あるかないかなのでコストを考えると jシリーズ が最強なのかもしれません。
DS216jからDS220jへ移行する
DS216j(3TB運用)からDS220j(6TB運用)へ移行します。最終的にこんな構成にします。
移行手順は以下の通りです。
- DS216jに6TBディスクを挿す
- DS216jでディスク間同期する(所要時間約10時間)
- DS216jをシャットダウンして6TBディスクを抜く
- DS220jにデータ書き込み済み6TBディスクと未初期化6TBディスクを挿す
- DS220j用にマイグレーション処理をする(所要時間約20分)
- DS220jでディスク間同期する(所要時間約10時間)
DS216j上で 3TBディスクから6TBディスクへ データを同期する
DS216jから壊れた3TBのディスクを抜いて、6TBのディスクを挿します。
DS220j上で 6TBディスクのマイグレーションをおこなう
修復(同期)が完了したディスク(6TBのWD Blue)を抜いて、DS220jに移動します。DS220j向けにマイグレーションが始まります。
DS216j上で 6TBディスクから空の6TBディスクへ データを同期する
マイグレーションが完了したら、DS220jに新しいディスク(6TBのWD Red)を挿して修復(同期)を開始します。
以上で、3TB運用していたDS216jのデータを引き継いで、6TB運用するDS220jを作成することができました。
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*1:数値的な比較ができればいいけどそこまでやる気力はない