麻疹風疹混合ワクチン(MRワクチン)を接種した後、いつものようにハードオフへ行ってきた。特に購入予定のものはなかったが、仙川から三鷹のハードオフまでの距離はちょうど良い運動になるのでよく行っている。
麻疹風疹混合ワクチン(MRワクチン)を打ってきた
麻疹風疹混合ワクチンを接種してきた。正式名称は 乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチン「タケダ」 で、皮下接種で0.5mlだった。インフルエンザワクチンのように上腕が腫れる感じはなく少し安心した。
今回は婦人科で予防接種を受けたが、診察室に入るなり先生に「母子手帳を持ってきましたか?」と聞かれた。
「実家に置いていますが……」と答えると、先生は残念そうな顔をされた。先生によると「海外では麻しんなどの予防接種が厳格で、母子手帳を提示して予防接種を受けたことを証明する必要があるでしょう?」とのこと。どのような状況を想定して話しているのか……と真顔で聞いていた。すみません、私は引きこもりです……
先生の話の要点は「実家を離れたら、母子手帳を自分で持っておくことで、予防接種の履歴を確認できる」ということであった。私も含め、予防接種を受けたかどうか迷っている人が多いので、この情報を伝えたくて本記事を書いた。
あと聞いた話によると、今シーズンの麻しん単独のワクチンは優先的に小児科に回されるため、大人が接種する分は流通量が少ないようだ。
去年はしかが流行ったときの出来事について
しかし、ここ2年ぐらい続いて麻疹(はしか)が流行っている。
去年、麻疹が流行した際に予防接種を受けようと思い、仙川駅前の内科を訪れた。その病院では「ワクチンの在庫はあるので、まず検査を受けてください。検査結果は1週間後に出ます」と言われ、約1万円を支払い検査を受けた。
1週間後に検査結果を聞きに行き、ついでにワクチンを接種しようと思ったら「在庫がないのでワクチンが打てない」と言われイラっとした。待っている間に「麻疹が大流行だ」とニュースでも取り上げられ、Twitterでも はしかがやばい と話題になっていた。他の病院にもワクチンの在庫がなくなっていた。
検査結果では、麻疹には抗体があるものの、風疹には抗体がないとのことであった。ちなみに両方とも罹患したことはない。在庫がないため、結局その年は接種できず、かからなかったのは運が良かっただけであった。
それから1年が経ち、再び麻疹が流行しているとニュースで報じられた。今年は特に沖縄で大流行しているとの報道があった。沖縄県も観光客に対して「予防接種を受けていない子供を連れてこないで」と注意を呼びかけている。
状況が悪化して東京都内(おそらく中野区)での症例も確認されたことから、再びどこに電話してもワクチンの在庫がない状況になってしまった。
そんななか妻が通っている婦人科でMRワクチンが接種できると聞いてきた。その病院では、初診の患者は受け付けておらず、本人とその家族だけが対象とされていたようだ。おかげで今年は無事にワクチンを接種することができた。
婦人科で男性1人としてアウェイ感を味わいながら1時間待ったけれど麻疹・風疹対策ができて良かった。