Mastodon

酢ろぐ!

カレーが嫌いなスマートフォンアプリプログラマのブログ。

ゲームボーイアドバンスの液晶ケーブルが40ピンか32ピンかを見分ける方法

Game Boy Advent Calendar 2017の第9日目です。前日の記事は 「ゲームボーイアドバンス 3号(クリアブルー)をレストアしました」でした。次の日の記事は id:Ovis の「ゲームボーイカラーの想ひ出」です。

僕がゲームボーイアドバンスを嫌っていた理由のひとつに光が当たらないところではゲームができないという点でした。手に収まる感覚としてはGBASPよりも良いのですが、画面が見えないところがネックになっていました。

AliExpressでバックライト液晶を安く買うことができたので交換しようと考えています。ゲームボーイアドバンスの液晶ケーブルは40ピンと32ピンとがあって、生産時期によってピン数が異なります。生産前半が40ピンで、その後コスト削減があったのか32ピンになっています。

f:id:ch3cooh393:20171201203650j:plain
液晶ケーブルの左側が32ピン用、右側が40ピン用

ゲームボーイアドバンスのバックライト液晶の実装にあたり、液晶ケーブルのピン数が重要になってきますので、今日はゲームボーイアドバンスの40ピンと32ピンの見分け方について紹介したいと思います。

初代ゲームボーイの内部バージョンについて

一口に「ゲームボーイ」と言っても長期間にわたって販売されてるため内部的にバージョンアップされています。

最近のゲームハードの例で言うとPSPでしょうか……あまり例示としてはよろしくないのですがPSP-1000、PSP-2000、PSP-3000と同じPSPという枠組みのなかでバージョンアップしています。

初代ゲームボーイは1989年4月に発売されてから次世代機(……というよりバージョンアップ機種?)のゲームボーイポケットが1996年7月に発売されるまでの7年間販売され続けていました。ちなみに任天堂の携帯ゲームハード機が息を吹き返す要因となったポケットモンスターは1996年2月に発売されています。

7年の間に技術が進歩して性能向上やコスト削減がおこなわれており、当然内部基板もアップデートされており、マイナーバージョンが存在しています。

Google検索すると見つかるのは、DMG-CPU-01〜DMG-CPU-08あたりですね*1。DMG-CPU-08はゲームボーイブロスが発売された頃あたりで、この時期から生産が国内から中国へ移行しているようです。

僕が最初に修理したゲームボーイ1号にはDMG-CPU-05と印字されていました。

f:id:ch3cooh393:20171209221032j:plain

同じく去年修理したゲームボーイ2号にはDMG-CPU-06と印字されています。

f:id:ch3cooh393:20171209221036j:plain

僕は音を聞き分ける能力がないのでわからないのですが、ゲームボーイを使って音楽を作るチップチューンをメインとしている方々にとっては重要らしく、DMG-CPU-03は低音・DMG-CPU-04では高音と使い分けをしている方もいるようです。

ゲームボーイアドバンスのピン数の見分け方

ゲームボーイアドバンスの分解して、基板を見る方法が一番簡単かもしれません。

液晶ケーブルが40ピンの場合

これはゲームボーイアドバンス 2号の修理時に撮影した写真です。40とプリントされているのがわかるでしょうか。

f:id:ch3cooh393:20171209224225j:plain

液晶ケーブルが32ピンの場合

こちらはゲームボーイアドバンス 4号の分解した時の写真です。液晶ケーブルの接続部分に32とプリントされています。

分解せずに液晶ケーブルのピン数を知りたい

ゲームボーイアドバンスが1台しかない時は分解して調べるのも手間ではありませんが、ご家庭には複数台ゲームボーイアドバンスが存在していると思います。正直なところ分解するのも手間なのでできれば簡単に調べる方法が欲しいところです。

簡単に調べる方法としては、基板番号が0で始まっていたら前期版で40ピン、1で始まっていたら後期版で32ピンという見分け方が存在しています。

ゲームボーイアドバンス 2号は03なので40ピン

ゲームボーイアドバンス 2号の基板には「03」と印字されていました。前述の分解写真から40ピンであることがわかっています。

ゲームボーイアドバンス 2号の基板には「03 5-1」と印字されている

ゲームボーイアドバンス 3号は03なので40ピン

ゲームボーイアドバンス 3号の基板には「02」と印字されいるので40ピンでしょう。

ゲームボーイアドバンス 3号の基板には「02 1-2」と印字されている

ゲームボーイアドバンス 4号は10なので32ピン

ゲームボーイアドバンス 4号の基板には「10」と印字されていました。前述の分解写真から32ピンであることがわかっています。

ゲームボーイアドバンス 3号の基板には「10 1-1」と印字されている

ゲームボーイアドバンス 5号は02なので40ピン

ゲームボーイアドバンス 5号の基板には「02 4-2」と印字されているので40ピンでしょう。

GBA 5号の基板には「02 4-2」と印字されている

まとめ

以上のことからわかったことをまとめます。

  • ゲームボーイアドバンスの液晶ケーブルのピン数は分解すれば確実にわかる
  • ゲームボーイアドバンスの裏蓋を開けて基板を見て、0から始まっていれば40ピン、1から始まっていれば32ピンと推測することができる

なお、交換用のバックライト液晶はAmazonでも販売されています。

中国から直接買うのが心配・不安な方は、返品が可能なAmazonで買った方が良いでしょう。

次の日の記事も興味がありましたらどうぞ!

blog.hitsujin.jp

関連記事

この他にもゲームボーイの修理・改造ネタを紹介しております。Tipsをまとめておりますのでこちらのページをご参照ください。

*1:DMG-CPU-09ってあるのかな?