酢ろぐ!

カレーが嫌いなスマートフォンアプリプログラマのブログ。

おっさんがソロキャンプを始める前に焚き火から始めてみた

「昔のおっさんは蕎麦打ったけど、現代のおっさんはペグを打ってる」とよく言います。言わないか……

あらすじ

「ゆるキャン△」ブーム以降、キャンプが人気になりました。一部のキャンパーからはキャンプからオフシーズンの概念をなくしたとも言われているようです。

アニメ化して数年が経過したにも関わらず、アウトドアする人間が増えたそうです。僕自身はゆるキャンを見ていませんが、眉毛の娘がかわいいのを知っています。

いままでキャンプというと大勢でワイワイBBQを囲んでるイメージが強かったのですが、ひとりでテントを張るいわゆるソロキャンプが許された感があります。

本当であればレンタカー借りてオートキャンプに行きたいところですが、諸事情あって自動車の運転が公的に許されていません。新居では原付を止めるところがなく手放してしまったため、電車バスなどの公共交通機関を利用した徒歩キャンプとなります。

重量制限のある徒歩キャンプは、装備を軽量化する必要があって、自然とギアが高価になります。インドアオタクの僕にキャンプ適性があるか確かめるため、しばらくは焚き火の練習をして、そこからデイキャンプ、キャンプと進めていきたいと考えていました。


2019年末、@fuhduki と飲む機会があって、「ソロキャンプしたいけど、いろいろ揃えるのは面倒だし金かかるから、焚き火から始めるかぁ」と話しました。年明けて4日に @fuhduki からDMがありました。

「1月のいつ焚き火に行く?私も同行する」
「はや院……」

<<気分が乗ったらクソコラ画像を作る>>

慌ててギアを厳選する必要に駆られたのでした。

この日のために揃えた焚き火グッズたち

焚き火するといっても両親とキャンプはあまり行ったことないし、そもそも焚き火に必要なギアがよくわからず、何を買っていいのかわからない。

都内在住で徒歩キャンプをしている方のエントリを読みながら「最初からここまで買い揃えるのはちょっと……」となりました。

自分なりに中華製の安いギアを見繕っていたところ、むーが「オススメギアまとめ書く!」と言って、これがあると便利というグッズを教えてくれました。むーのエントリは、高級至高でいくならこのギアだけど、中華製の安い製品も出ているよと書いてくれているのでわかりやすい。

買ったギアと実際に焚き火で使ったあとのコメントを載せました。

アウトドアチェア

初キャンプの人のためのおすすめ道具 - 星空は撫子色 2nd」を参考に、ヘリノックス型のチェアを探しました。

焚き火ブログみてると、ほとんどの人がパチノックスのチェアを使っていて、壊したらヘリノックス純正品に行く傾向にあるみたいです。950gなのでそれなりに重い部類。

(焚き火初実践後のコメント) 今回の焚き火は斜面にいたせいで、火を見るために常に前屈みにならないといけないので首が疲れた。950gが1300gになることを許容できるのであれば、ハイバックチェアもよいかもしれない。

ローテーブル

テーブルは当初、少し高めのものを想定していました。これは320mmで0.9kgくらい。

初キャンプの人のためのおすすめ道具 - 星空は撫子色 2nd」を参考にして、よりコンパクトな方を選びました。購入したのはこちらで、高さが120mmで0.7kgです。

(焚き火初実践後のコメント) テーブルで作業することを考えれば高さのあるテーブルも良いかもしれないが、今回はアルコールストーブを持っていかなかったので、このローテーブルで必要十分を満たしていました。

焚き火台

イメージしていた焚き火台は「ピコグリル」だった。これが結構良い値段する。焚き火を本格的に始めるようになったらピコグリルを買うとして、今回買ったのはこっちの安いバーベキューコンロを買いました。

900gだけど、コンパクトにまとまってるので重さはそんなに感じない。

(焚き火初実践後のコメント) B6サイズのバーベキューコンロは、薪にまったく対応していない。焚き火台というのには無理がある。今回の焚き火会にB6コンロしか持っていってなかったら開幕死んでいた。@fuhduki が大きな焚き火台を持ってきてくれていたので、薪を燃やすのはそちら側でなんとかなった。

前述の通り、ピコグリルがあっても良いけど、焚き火を目的で行くならメッシュ焚き火台+B6コンロが良いかもしれない。ただし重たくはなってしまう。

ファイヤースターター

こんなので本当に火がつくの?と疑ってる。実地で性能を確かめる。

(焚き火初実践後のコメント) 火はついた。だが火の起こし方については反省と研究が必要です。後述します。

耐熱手袋

薪を素手で触りたくないので、耐熱耐刃手袋を買いました。品質云々よりもグローブ臭が酷すぎる。うっかり新品のまま手に装着すると手に革の臭いが移ります。水洗いと1週間外に干して、さらにファブリーズをかけるとなんとか臭いはマシになりました。

(焚き火初実践後のコメント) 買ってよかった。開封後すぐの臭いを除けば、ものすごく活躍してくれました。

スパッタシート

キャンプ場は灰を捨てる場所があると思いきや、意外と灰も持ち帰らないといけないところが多い模様。直接ビニール袋に入れるわけにもいかないので、スパッタシートを使うことに。

焚き火が楽しめたらこれはAsh sack Sに置き換えたい。でも届くのがめちゃくちゃ遅いんよね……

nakedlabo.naturum.ne.jp

(焚き火初実践後のコメント) 焚き火台の下に敷いて使った。帰宅時には、焼け残った灰をスパッタシートに包んでしばらく寝かせて熱が引いたところに水を撒いて消火することができた。Ash sackがあればもっと消火が楽だったと思う。

火バサミ

火を付けたあとの薪にどうやって触れるのかを考えていませんでした。まさか手掴みはないだろうと前日にダイソーで火バサミを買ってきました。

(焚き火初実践後のコメント) 想定以上に活躍した。ただ薪を掴むにはグリップ力が足りなくて、火のついた薪を落とすことが何度もあって危険だった。40cmは長すぎてバックパックからはみ出してしまったり、さきっぽが鋭利なのでバッグや収納袋を痛めたりしてしまう。

もう少し短くて掴む力が強いものが欲しいのでレビューをみて、35cmでグリップ力のあるものを購入した。次回からはこれを使う予定。

そのほか購入したもの

錦糸町のダイソーにはキャンプで使えそうなグッズが揃ってる!

錦糸町のダイソーはキャンプ用品が揃っていました。オートキャンプなどでカジュアルに始める人には良さそうでした。ダイソーのインスタントコンロは次回試してみようと考えている。

府中郷土の森公園バーベキュー場にいってきた!

はたして僕に焚き火ができるのか、焚き火をやって楽しいのか?を調査するために、実際に焚き火を試します。今回の焚き火は @fuhduki の全面協力のもとおこなわれました。

場所は予約なしで利用可能な「府中郷土の森公園バーベキュー場」です。郷土の森公園について詳しい情報を下記のエントリで書きました。

郷土の森公園は無料で利用することができます。特に予約も必要ありません。いつきて帰ってもOKなのですが、明かりがないため1月だと17時くらいには真っ暗になってしまうので、大体その時間帯で引き揚げた方が良さそうです。めちゃくちゃ寒いこの時期にも人はそれなりにました。

前述した通り、1月なので17時になったらもう周りは真っ暗で、我々は18時半くらいに撤退準備を始めましたが遅かったかも。(薪が多すぎて燃やしても燃やしても消化できない)

郷土の森公園は、焚き火初心者が焚き火をするにはちょっと厳しい環境でした。理由としては以下の通り。

  • 近くで薪を売っていない
  • ゴミ捨て場がない
  • 灰の捨て場がない
  • 駅から遠い (はやく帰らないと交通手段がなくなる)

受付があって薪を売ってくれるわけではないので、薪は別途用意する必要がありますが、一番近い燃料販売所の最寄駅は府中駅です。

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今回はレンタカーを借りて*1、川島商店さんで薪を買いました。薪を買うと「こんなにも!?」というくらい焚き付けをくれました。

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反省会

ここからは焚き火会の反省点。最初の焚き火で色々と問題が発覚したので、次回以降修正を重ねていきたいところです。

集合時間が遅かった

初めての場所で要領を得ていなかったのもあって、薪を買って食料を買って現地に到着するまでに2時間かかってしまい、そこから火を起こすのに難儀したので、周りが暗くなるまでバタバタしてしまいました。

火バサミがでかすぎる

ダイソーで買った100円の火バサミを持っていったが、40cmの火ハサミはバックパックに収まらないくらい大きくて先が尖っているので危険。 次行く機会があるならマトモなやつを買った方がよさそう。

35cmで先が尖っていないトングタイプのものの方がよさそう。

火がつかない!!!

YouTubeや焚き火ブログを読んでいったので完全に火の起こし方を習得したと思ったけど、自分がやってみると全然ダメで火がつくまで2時間もかかった。

最初、ファイアースターターの火花 → 紙 → 小枝の順番で火を起こそうとしたが、そもそも紙に火がつかなかった。これは一番最初に枝を積んでウキウキしながら撮影した写真……このあと2時間は写真を撮る余裕がなかった。

次に試したのは、火花 → 麻紐をほぐしたもの → 紙 → 小枝の順番に変えてみたが、麻紐だけが燃えてしまいダメだった。

試行錯誤の結果、火花 → 麻紐 → ティッシュ → ダンボール → 小枝 で、ようやく火をつけることができた。

ここまでくるのに2時間かかってしまった。

上手い人だと火花 → フェザースティックで火を起こせるようだが練度が違いすぎる……

www.youtube.com

薪の量が多すぎた

3束買ったが火を起こすのに時間がかかったのと、おまけで貰った大量の焚き付け(……という名の大量の薪より太い枝)もあり、2束完全に余ってしまった。

前述したように郷土の森公園ではゴミ捨て場がないので、薪をビニール袋に入れて抱っこしながら電車で帰った。薪を持っていくなら安くても良いのでキャリーケースが必要だと思った。

ゴミ捨て場がない

生ゴミを持って帰らないといけません。薪の上に生ゴミを載せて帰ってきたのですが、完食したとはいえ刺身や肉が入っていたパックがそのままなのであまり良い気はしませんでした。

スタイリッシュなゴミの持ち帰り方を知りたい。

火吹き棒の破損

キャンプ場/バーベキュー場は、焚き火の炎を楽しむためかコスト的な問題か照明がないことが多い。周りは想像以上にすぐに暗くなってしまう。

薪を足したり料理していると火力を上げるために火吹き棒を使って、そのまま椅子にポンと置いてしまいがちになる。椅子の上の火拭き棒に気付かず座ってしまう。火拭き棒は軽量化のために材質が弱く簡単にへしゃげてしまう。予備含めて2個は持っていきたい。

ナイフ/ナタがない

ナイフ(またはナタ)を持っていないので持って行きませんでした。@fuhduki が薪を細かく割ってくれたのでなんとかなりましたが、ひとりだったらでかい薪に火がつくのをひたすら待つしかなかった。

エビ鉈を買いました。

調理器具がない

ナイフと同じ。肉を焼くだけならB6コンロに網がついているので、フライパンのような調理器具はいらないけど、暖かいコーヒーを飲むのに小さなヤカンは欲しいかも。

B6コンロが小さすぎる

薪を燃やす用には力不足を感じる。

*1:徒歩キャンパーにあるまじき行為……