酢ろぐ!

カレーが嫌いなスマートフォンアプリプログラマのブログ。

Fitbit Charge HRのラバーバンドが壊れたので修理した

Fitbit Charge HRのラバーバンドが壊れたので、中国から交換用ラバーバンドを輸入して修理しました。

前日談:Fitbit社の神対応で新品のFitbit Charge HRと交換してもらえることになった

嫁の誕生日に買ったFitbit Charge HRのラバーバンドが壊れました。

正面から見るとラバーがベローンと下にさがっていて、裏面から見るとラバーが裂けてしまっています。2年使っているのでところどころ汚くなっていますね。充電もうまくいかなくなっていて、電源ボタンを押しても液晶には何も表示されません。

故障時点で購入日から2年3ヶ月経過していて、メーカー保証期間の2年はすでに経過してしまっていました。

新製品のFitbit Charge 2は液晶が大きくなったのもあって使いたくないらしいので、Fitbit社に「有償でもよいので修理してもらえないか?」と問い合わせたところ、Fitbit社からは「修理できません」との回答。

Fitbit Charge HRの分解画像をアップロードしますが、本体とラバーバンドのふたつの部品で構成されていて、ラバーが壊れると本体もおかしくなるみたいだった。おそらくどこかの部分が圧迫等されて接触不良を起こしているのかもしれません。

修理はできないと回答のFitbit社でしたが、「状態を確認したいので写真を送っていただけますか?」と追記されていました。本体のラバーが裂けている写真を送ったところ、「保証期間は切れているけれど今回だけ特別に交換します」とのことでした。

その後、正規販売代理店*1で購入した領収書を送ると、1週間ほどすると新品のFitbit Charge HRが送られてきました。

本当はここまで記事を書いて終わるつもりでした。

合掌。新品のFitbit Charge HRが犬に食べられた

新品に交換してもらった!よかった!

……と言ってたところ、1週間もしないうちに犬にメタメタにされてしまいました。

せっかく新品が届いたのに……とがっかりしました。

中国から交換用バンドが届いたので修理した

ここからが本編です。

中国の業者から交換用のラバーバンドを注文しました。7月10日に注文して、7月17日に届きました。到着予定が60日だったので少し不安でした。

送料込みで1,500円くらいでした。Amazonで調べてみると2,000円くらいで購入できるようなので、こちらで買った方が早くて安心度が高いです。

Xberstar Fitbit Charge HR バンド ベルト 交換バンド シリコン製 工具付 2サイズ (ブラック Lサイズ)

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  • 出版社/メーカー: Shenzhen Zhongliwei Science and Technology Co., Ltd
  • メディア: エレクトロニクス

検索すると「Fitbit Charge HRのラバーバンドが壊れたので交換してもらった!」という記事はたくさん出てきます。探し方が悪いのかもしれませんが実際に「修理しました!」という記事は出てきません。

中国から届いた修理セットは下図の通りでした。

本来は紫色の方のFitbit Charge HRを取り出すべきなんでしょうけれど、どういう構造になっているのかわからないので壊れている青色の方を分解することにしました。

小さいネジをとったところFitbit本体を取り外すことができるのですが、どうも折れてしまっていたようです。ラバーバンドが裂けたと思っていましたが実際には本体を収納するケースが割れていてラバーを裂いていたというのが事実のようでした。

表からみるとケースが割れているのがよくわかります。

うまく本体を取ることができたので、本体を新しい中国製ラバーバンド(紫色)の方に納めます。

液晶部分が保護されているのでシールを剥がして本体を納めてネジ止めしました。

本体色とバンド色が一致していないのでチグハグな感じになってしまいましたが、液晶が表示されるようになりました。

しかし、最後に部品が余ってしまった……Bluetoothのアンテナぽいんだけど。

青色のFitbit Charge HRは壊れていて液晶がつかない状態だったのですが、ラバーバンドを交換することで液晶がつくようになりました。原因としては接触不良を起こしていたのかもしれませんね。

まとめ

Fitbit Charge HRの新品交換の手際の良さと製品に使われている部品から推測するに、Fitbit Charge HRは耐久性の低い壊れやすいデバイスなんだと思います。

大切に使って2年ちょい持ちましたが、激しい使い方をしていると半年くらいでラバーが浮いてくるとレビューにも書かれていました。後続の製品では、本体を簡単に取り外してバンドを交換できるように改良されています。

十年使うような「時計」ではなくて「活動量計デバイス」であること意識して使う必要がありそうです。Fitbit社のサポートはしっかりしているので保証期間中は安心して使うことができますし、保証期間が切れる頃には新製品が出ているので乗り換えていくようなイメージですね。

携帯電話やスマートフォンと違って2年では劇的な変化を感じることができない分野の製品なので、積極的に買い替えというよりかは消極的な買い替えになると思います*2

今回は、Fitbit Charge HRの本体部分は無事だったので、中国製ラバーバンドで交換することができましたが、元々寿命の短い製品なのであと1年もすれば本体部分が壊れてしまうと思います。

Fitbit社のサポートがよかったので、次に故障した際にはまたFitbit製品を購入したいと思います。

*1:今回はヨドバシカメラ

*2:3DSからnew 3DS LLに乗り換えたときみたいな