発売前から悶々と悩んでいたKindle Paperwhite (2015)をとうとう買ってしまいました。
Kindle Paperwhite、電子書籍リーダー(第7世代)、Wi-Fi 、4GB、ブラック
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2015/06/30
- メディア: エレクトロニクス
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ここ2週間ほど小説や漫画をKindleに移行しても問題ないかをiPhoneとiPadを使ってテストしていました。たまたま無料で手に入れた「星を継ぐもの」が紙じゃなくて電子書籍で違和感なく読めたのでKindleを注文しました。
中箱にはKindleの文字がプリントされています。写真だと見にくいですね。
中箱をパカッと開けます。Kindleの使い方が書かれています。紙が挟まっていると思いきや、E-Inkで表示されています。
梱包を解いている間に、Kindleのタイトルが表示されて、袋から取り出した段階で言語設定画面に切り替わっていました。かなり細かい点です。どうやって制御してるんだろう。
言語設定では、日本語をポチッと押します。
初期化が始まります。この時点ではWi-Fiには接続されていないのでプリセットの書籍をインストールしていると思われる。
ここからWi-Fiの設定とAmazonアカウントの設定を行います。しかしパスワードを入力せずにユーザーIDで「ch」って入れだけで認証されてました。仕組みがよく分からないけどIPアドレスから判定とかしてるんだろうか。(もしくは出荷時に自動的に製品番号との紐付けが行われている?)
以上で初期設定は完了です。
実際につかってみた
一通り設定が完了したので、前に買った「火星の人」や「がっこうくらし!」を早速クラウドから同期させて開いてみた。
小説では本体内蔵のフォントが使われています。さすが本を読むため専用のデバイスなので文字を読むのに苦労することはありません。
日本語フォントは、明朝、ゴシック、筑紫明朝から選択することが可能です。
問題点その1 漫画の文字が読めない
漫画は画像の表示なので、たまに読めない文字があります。
下図のように白地に黒文字だと読みやすいです。問題ありません。
逆に黒地に白文字はフォントが太文字でないとほぼ読めません。拡大することはできるので読もうと思えば読めますが、ソースが画像なので拡大すれば当然ボケてしまいます。
黒地に白文字が多そうな「デス・ノート」とかだと読むのに苦労しそうです。
問題点その2 画面の再描画が気になる
E-Inkの性質上仕方がないのですが画面切り替えの際には一旦画面が黒くなってから画面が描画されます。小説だとこの黒くなる範囲が狭いので気にならないのですが、漫画の場合は画面全体が一瞬黒くなります。
個人的にはページ切り替えの度に場面が暗転してる感じがして気持ちが切り替わってしまうので、漫画読むのにはあんまり向いてないかなぁ……。いずれ慣れることを祈ろう。
漫画の場合はiPhoneかiPadのKindleを使って読む方が良いかもしれません。
問題点その3 片手で持てない
Kindle Paperwhiteは画面がタッチパネルになっていて、画面左側をタップすることで次のページに進みます。左手片手で持つとページ送りをするときに前面が支えられなくて落としそうになります。
僕は他人と比べると掌は大きいのです。それでも落としそうになってしまう。
片手で持ててる人ってどうやって見ているんだ……。ハンモックで寝そべりながら読むのが推奨されているんだろうか。電車の中で片手で読むのは結構難易度が高いような気がする。
まとめ
Kindle Paperwhite (2015)は小説を読むには問題ない品質で紙から電子書籍に移ったのは間違いないと思っています。ただ、電車での移動時に実用的ではないと思う点としては、問題その3の片手で持てないのが自分の中でかなり比重が大きい。
ケチったつもりはないんだけど、Kindle Voyageにすればよかったのかもしれません。
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2014/11/04
- メディア: エレクトロニクス
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裁断機使ってスキャンしていくことを考えると自炊するよりかは、買ってすぐに電子化されているものを読めるのは大分と楽なので、しばらくは漫画もKindleで買い揃えていきます。
Kindleで扱ってない書籍に関しては継続して自炊する方向で……古いSFはKindleで扱っていない気がする。新しいのも出版社によって扱ってないかもしれない。