(前回までの話) 宇都宮〜日光に行ってきました(3) - 宇都宮餃子の由来と餃子を食べてきた話 - 酢ろぐ!
餃子を食べてお腹いっぱいになったので前日はすぐに寝ました。宇都宮から日光まで今回は有料道路を使ったのであっと言う間に到着しました。
神橋
日光街道を超えて日本ロマンチック街道を突き当たりまで行くと「神橋」という交差点があります。下図でいうところの車が渋滞している道が日本ロマンチック街道で、その奥に神橋があります。
大谷川にかかった橋なのですが、とても美しいので一目の価値ありです。
寺社
「神橋」から入るとユネスコから世界遺産認定されたのを記念した石碑があります。
石造りの階段も苔生していて、心地よい涼しさがあります。
日光東照宮
日光東照宮には、徳川家康を神格化した東照大権現(とうしょうだいごんげん)が祀られています。
当初葬られた当時から現在に残る荘厳な社殿があったわけではなく、寛永13年(1636年)に3代将軍徳川家光によって「寛永の大造替」という大規模改築をした結果です。
砂利道を登っていくと、金色の「三つ葉葵」と東照宮の文字があります。
東照大権現の文字。
拝観券を買って奥に入ります。
三神庫
門を入ると、「三神庫」と呼ばれる馬具や装束類が収められた倉庫があります。左から順に上神庫・中神庫・下神庫となります。
中でも上神庫の屋根下の2匹の象は有名です。狩野探幽が「象」にまつわる書物を読み、想像で書いた象です。
神厩舎
日光東照宮の建物の中でも、特に有名な「神厩舎(しんきゅうしゃ)」です。
「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿が彫刻されています。
神厩舎の脇には、苔むしてる灯篭が並んでいます(ひょっとしてこれって江戸時代から立ってる?)。
陽明門
陽明門(ようめいもん)の正面にある石鳥居です。やはり三つ葉葵紋がこれほどかというくらいつけられています。
残念ながら陽明門は工事中で見る事はできませんでした。
中に入って工事中の様子をみることができました。
灯篭が並んでいます。年代物なので彫刻が失われつつありますが、三つ葉葵紋が掘られています。
慶安元年の文字が。慶安元年というと1648年にあたり、今から366歳年前のものです。雨の多い日本でよく残ってるなぁ……と感心しました。
奥社
眠り猫です。すごい分かりにくいし小さい……
この日は日曜日の午前中ということもあってかすごい混雑していました。混雑してるので20〜30分並びながら奥社拝殿を目指します。
奥社銅神庫。
奥社唐門。
奥社唐門の奥には、徳川家康の墓である銅宝塔があります。
おわり。