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香木 蘭奢待 - 戦国大名・戦国武将が愛した名物

本記事では、蘭奢待(らんじゃたい)について紹介しています。

蘭奢待(らんじゃたい)は、東大寺正倉院に収蔵されている香木。別名、東大寺。東大寺正倉院蔵。

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蘭奢待と並ぶ名香木として「太子」の名前が挙げられる。

写真はこちらより引用させて頂きました

外見

所在地

正倉院 正倉
〒630-8211 奈良県奈良市雑司町129

伝来

逸話

織田信長から小片を下賜された二茶人

天正2年(1574年)、織田信長は松永久秀が築いた多聞山城へ行き、運び込まれていた蘭奢待を切り取った。

同年4月3日、蘭奢待を得た織田信長が堺衆を相国寺に招き、名物香炉を持っていた二茶人に蘭奢待の小片を与えた。このような待遇を受けたのは、千利休(善幸香炉 所有)と津田宗及(不破香炉 所有)だけであった。

津田宗及はこの時の事にとても感銘を受けたらしく、天王寺屋会記に「香炉両人所持仕候とて、易・及ニ東大寺拝領いたし候、其外堺衆ニハ何へも不被下候(二人が香炉を持っているとのことで、利休と宗及は蘭奢待を拝領した。その他の堺衆にはなにも与えなかった)」と自慢げに記している。

参考

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