去年、嫁が僕の誕生日に「マリモ」と「ハーブの栽培キット」をプレゼントしてくれました。まだマリモは元気です。
ハーブの栽培キットと書くと合法ドラッグ的なものに見えるような気がするけど……話を戻すと、↓のようなハーブの栽培キットをもらいました。
- 出版社/メーカー: 聖新陶芸
- メディア: Tools & Hardware
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陶器製のマグカップでハーブを育てる形になっているのですが、底に穴が開いておらず水の抜け道がなかったのが気になっていました。案の定、根腐りして枯れてしまいました……。せっかくのプレゼント(の陶器)をそのままにするのは可哀想なのでアップルミントの苗をホームセンターで買ってきて植え替えしました。こっちは成長しすぎなくらい成長していて枝をバッサリ切っても元気です(下図写真)。
プレゼントしたハーブが育たなかったのが申し訳なかったので、さらに去年の秋に小型のプランターと葉物野菜の種を買ってきたので育てました。小さな芽がポツポツ出始めていた頃の写真ですね。
葉物野菜は育つのが早いので種を蒔いてから1ヶ月ほどで大きくなって、サラダにして食べました。手間を考えると決して安くないのですが、毎日世話をしていた野菜を食べるのは楽しいですね。
ホームセンターで買ってきた「絹さや」を植え替えて終わりです。2,3ヶ月もすれば沢山身をつけてくれることでしょう。
今から大きくなるのが楽しみです。
そして、プランターと土だけが残りました。
土を再生する(土に栄養を補給する)
種から芽を出すのには適切な温度と水分が必要で、芽が大きく成長するためには地力が必要になります。一般的な家庭菜園では、一度、野菜を育てるのに使い栄養がなくなった土は捨ててしまって新しく土を買うのが一般的なようです。栄養だけの問題ではなくて土を使いまわすことによって害虫の卵が産みつけられていたりして、次回の植え付けの際に害虫の被害を避けるためという意味合いがあります。
でも土を捨てるのは自治体によっては結構大変だし、そのまま寝かせているのはもったいないので、土に栄養を補給させて再利用しようと思いました。ネットで調べてみると、土を再生させるには有機微生物とアルカリを補給するのがよいらしいです。有機微生物は腐葉土から、アルカリは石灰から補給させるようです。
次に育てる野菜の種類によって混ぜる分量が変わるみたいなのですが、ph値を測る器具がないので「再生土」というものを使います。
アイリスオーヤマ 再生材 古くなった土の再生材 ゴールデン粒状培養土 5L
- 出版社/メーカー: アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
- 発売日: 2009/11/10
- メディア: Tools & Hardware
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写真はプランターから土を出したところ。新聞紙に土を展開してそのまま放置します。土の中の雑菌や虫を日光の熱で退治します。10日ほど放置しました。
土から水分が抜けてサラサラになりました。この土に先ほどの再生土を1割ほど混ぜます。
追記(2015/9/7)
新聞紙に土を広げて乾燥させて、新鮮な空気を送り込むことで、古い土を消毒する方法を取っていたのですが、高層階*1なので風が強くなると土が飛んで行ってしまいます。後片付けも面倒になるので最近はJAで紹介されているビニール袋に入れる方法を取っています。
プランターや鉢に使用する土づくりと古土の再利用法:事業案内-JA岡山西
ビニール袋の中に使用済みの土を出して、水分を含ませた状態で再生剤を入れて混ぜ、ベランダの隅に放置しています。
*1:そんなことはないけど