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酢ろぐ!

カレーが嫌いなスマートフォンアプリプログラマのブログ。

ゲームボーイマクロを作る1 〜 ニンテンドーDSをゲームボーイアドバンス専用機にする

ひとりゲームボーイアドベントカレンダー2016の第21日目です。前日の記事は「ゲームボーイ(DMG-01)の液晶の横ライン抜けを解決する」でした。

本記事では、初代ニンテンドーDS(以下、NDS)を改造して、上画面を取り除いてゲームボーイアドバンス専用機にしていこうと思います。

海外の職人によって、ヒンジが壊れてしまってゲームができなくなったニンテンドーDSを使ってゲームボーイアドバンス専用機を作るという改造がおこなわれています。このGBA専用機にしたものを「Gameboy Macro(ゲームボーイマクロ)」と呼びます。ゲームボーイミクロと対比して大きいからでしょうか。

GoogleやYouTubeなどで調べたいは「Gameboy Macro Mod」で検索してみてください。

ニンテンドーDSをベースに使ったものは「Gameboy Macro XL」と呼ばれ、ニンテンドーDS Liteをベースに使ったものは「Gameboy Macro」と呼んでいます。日本では「3DS LL」と呼んでいるのが、北米だと「3DS XL」として販売されています。なので「ゲームボーイマクロLL」と呼ぶべきかもしれません。

当然ながら分解してしまうのでメーカーの保証もなくなってしまいます。NDSはゲームボーイと違い、現在もメーカーによる修理保守のサポート期間内ですので、壊れたからといって改造をしてしまわないようにしましょう。また、不可逆性の改造を施すため真似をされる方は自己責任でお願いします。

まえがき

とある日、NDSをハードオフで108円で手に入れました。ゲームボーイアドバンスSPやニンテンドー3DSのシュッとしたデザインと比べるともっさりとしていますね。

2016年12月時点のハードオフのジャンク相場だと、NDSが540円、ニンテンドーDS Liteが864円というところです。相場感からいっても破格の値段で売られていました。

もっともヒンジの部分が壊れてしまっており、まともにゲームをするのができない状態になっています。

当時すでにゲーム離れが始まっていた僕としては、2004年12月に発売されたわりにおもちゃ感が強かったNDSを嫌厭して、動画が観られるPlayStation Portable(同年12月発売)を購入したわけです。子供がいるご家庭の同僚たちはPSPよりもNDSを持っていました。社内のモンハンブームによってPSP派が一気に逆転してしまうわけですが……

NDSではゲームボーイアドバンスとNDSのゲームを遊ぶことができます。

NDSをゲームボーイアドバンス専用機にするメリットとしては、下記の通りです。

  • 画面が大きい (ゲームボーイミクロよりも)
  • バックライトが付いていて綺麗で画面が見やすい (ゲームボーイアドバンスよりも)
  • ゲームボーイミクロより安価 (GBMの中古価格は10,000円前後です)

これくらいでしょうか。個人的な見解としてはゲームボーイアドバンスはあまり好きじゃないのもあって、バックライトが付いて画面が大きくて軽いゲームボーイマクロには期待するところが大きいです。

最近、ゲームボーイやゲームボーイポケット、ゲームボーイカラーを弄っているのですが、改めて思ったのはバックライトがないとゲーム画面が見えない💢 ということです。昔は当たり前だったとはいえ、よく暗い画面でゲームをやっていたなぁ…と感慨深くなってしまいました。

用意した機材

さて、今回用意した機材は下記の通りです。

  • Y型ドライバー
  • プラスドライバー
  • はんだごて
  • 超極細配線

購入した機材はすべてこの記事で書いています。

分解する

Y型ドライバーとプラスドライバーを使って分解していきます。

(注意)初めて分解するのもあって集中していたため写真を撮り忘れてしまいました。🙇

さて、全てバラバラにしました。

元に戻せるのか不安になって来た……。

下画面ユニットからタッチパネルを除去する

ゲームボーイアドバンス専用機にする分にはタッチパネルは要らないので、タッチパネルのユニットを取り除きます。タッチパネルには感圧式センサー(たぶん)が仕込まれていてグリッド状の線が入っているのでそれを取り除く感じです。

下部ユニットの液晶部分は下記のような構造になっています。上から

  1. 液晶フィルム
  2. タッチパネル
  3. フィルム状の糊
  4. 液晶ユニット

となっています。NDSはタッチペンでグリグリするので、1.の液晶フィルムは大分汚いと思います。中古で買ったものであればなおさらですね。

僕は1.の液晶フィルムをそのまま使いましたが、ダイソーなどで100円均一の安い液晶フィルムを買って貼り直した方がよいかもしれませんね。

3のフィルム状の糊を取り除くのはかなり大変でした。無水アルコールを浸したティッシュで拭き取ると糊が反応して白濁してきます。それを全て取り除いていきます。

注意事項としては液晶はかなり傷つきやすいので、ティッシュで拭くだけで細かな筋が入ってしまいます。

正直なところ「タッチパネルを取り除かずにそのままにする」か「糊を取り除かずに液晶フィルムを貼る」のが良さそうです。この経験は次に活かそう。

下部ユニットからひんじを除去して下地を作る

プラ用のノコギリがなかったので、ニッパーとアートナイフを駆使してヒンジを削りました。

まずはヒンジの穴をパテで埋めました。

セメダインのエポパテを使ったのですが「そうだこれ硬くて使い物にならないやつだ……」と10年くらい前のプラモ作りのときの感想を思い出しました。オススメしません……

パテは24時間乾燥させると硬化して削れるようになります。しかし固すぎて削るのが大変になるので3時間経過した頃にアートナイフで成形します。

24時間経過したら紙ペーパーをかけて綺麗な平面を作ります。

エポパテを混ぜるのが十分ではなかったので、数日して完全硬化させると一部凹んでしまいました。

本日は分解と下地作りまでを進めました。

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