本記事では、初花茶壺(はつはなちゃつぼ)について紹介しています。
初花茶壺(はつはなちゃつぼ)。初花肩衝と良く混同される。
福井市立郷土歴史博物館 蔵。
外見
高さ | 347mm |
口 | 112mm |
重量 | -g |
所在地
伝来
- 松平親宅
- 徳川家康
- 松平忠直
- (不明)
- (越前松平家)
逸話
投げ捨てられ壊された初花
初花の茶入れ
こと初花肩衝ではなく、初花の茶壺
こと初花茶壺についての逸話。
家臣へ与える主な恩賞は領地であったが、日本は狭いためどうしても与えることのできる領地には限界があった。そこで茶器の価値を高騰化させて、茶器に恩賞の役割を持たせていた。
徳川秀忠より大阪の陣に対する恩賞として、領地ではなく初花の茶壺を下賜された松平忠直は「初花茶壺を貰っても家臣に報いることはできない」と憤慨して放り投げ壊してしまった。
ただ、初花茶壺は現存していることから、その後修繕され越前松平家に伝承されたようです。
参考
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