ひとりゲームボーイアドベントカレンダー2016の第10日目です。前日の記事は「ゲームボーイをもっと買いました」でした。
メルカリで買いました。とても状態が良いです。
到着とともに液晶カバーが取れてしまったので両面テープで仮止めしています。液晶カバーを固定する接着剤って何を使えばいいんだろうか。
電池の液漏れもなく状態は良好そうですね。
ただ、左右のライン抜けが激しいです。縦ライン抜けであれば修理することができますので、これはのちほど修理しましょう。
3号は状態が良いので、外装のクリーニングだけしたらそれでおしまいで良さそうですね。
電池受けの金属が腐食している
とりあえず分解しましょう。初代ゲームボーイの分解方法は以下の記事にて紹介していますのでご参照ください。
分解している時に気付いてしまいました。ABS樹脂の外装で隠れていた電池受けの金属がものすごく腐食しています。
あまり目立っていなかったので気付いていませんでしたが、電池の液漏れ跡のようです。
問題ないと思ってもきちんと分解して、現状把握をするとこのように液漏れによる腐食を発見したりするので、中古で買う場合には商品説明に記載されている「破損なし」はあまり信用しない方が良いです。
不幸中の幸いですが基盤の方は深刻な状態ではなかったので、電池受けは腐食している部分をヤスリで削りました。
外装をクリーニングする
漂白のために液晶カバーを取り外します。
両面テープ跡をアートナイフでこそげ取っています。漂白してからテープ跡を取り除いても問題ないと思いますが、このタイミングで綺麗にテープを取っておかないと漂白後に真っ白になって固まってしまいます。
3号と(後日紹介する)4号のレストアは同時並行で進めていました。
両方とも外装が綺麗なので漂白する必要はなさそうなのですが、前述した電池の金属部分が腐蝕しており、外装の隙間にサビが入りこんでいたので、中性洗剤と歯ブラシでの洗剤洗いもかねて漂白コースにすることにしました。
1週間放置しました。今回の期間は晴れの日が続いていたのもあって、前回よりも綺麗になっている気がします。
微妙な差ではありますが、黄ばみが取れたのがわかりますでしょうか。
縦ライン抜けを修理する
縦ライン抜けを修理しました。液晶のケーブルのチップ周りをはんだごてでなでることで縦ライン抜けを修理することができます。
縦ライン抜けの修理の仕方については長くなってしまうので明日の記事にて詳細を記します。
組み立て……られない
あとはゲームボーイを組み立てて終わりなのですが、3号はレストア記事を書く前にバックライトの換装に失敗してしまって液晶を壊してしまいました。
初代ゲームボーイ(DMG-01)は液晶と基盤が一体になっているので、液晶を壊してしまうとどうしようもありません。
外装やボタンは綺麗になっても基盤が死んでしまったらどうしようもありませんね。とても悲しい。
以上で、ゲームボーイ(DMG-01)3号のレストアは終わりです。失敗してしまいました。
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