「ポジティブ画像の手動マークアップツールの構想案 - 酢ろぐ!」で無茶振りして@garicchiに作成していただいた「OM」がGitHubで公開されました。
-GitHub - garicchi/OM: [WPF][C#][Project]酢酸先生の依頼により作られた画像の座標指定ソフト
上記でも書いていますが、オブジェクト分類器の作成の過程でポジティブ画像を大量に用意する必要があります。僕が想定している使い方としては、写真や画像から検出したいオブジェクトを矩形で指定することを想定しています。
**OMの使い方
アプリを起動させます。基本的なUIは以下の通りです。見ての通りシンプルな作りとなっており、MetroUIの思想を引き継いだ誰でも迷わず操作できることを目指しています。
+[開く]ボタンをクリックして、対象となる画像がたくさん入ったディレクトリを指定する +検出対象のオブジェクトが含まれていれば矩形で囲む +xキーを押下して次の画像へ進める +検出対象のオブジェクトが含まれていれば矩形で囲む +(2)〜(4)までをひたすら続ける。頑張れ!7,000枚! +[エクスポート]ボタンをクリックして、画像のリストをエクスポートします
作業中は右手にマウス、左手はキーボードに添えるだけで操作が完了するように考えられています。
また、エクスポートしたファイルは以下の通りになっています。このフォーマットは、opencv_haartrainingに食わせる事を想定したものになっています。
|| image/g014_061008.jpg 1 29 37 156 122 ||<
**問題点
操作しているとクラッシュするようなバグが発生します。せっかく@garicchiが作ってくれたアプリなので、可能な限りメンテしていきたいと思います。
お気付きの問題やUIの改良点などありましたらIssueで起票して頂くと対応が早いかもしれません。よろしくお願いします。