みさきまぐろきっぷを3,060円で買うと、無料で品川・三崎口までの往復切符とバス乗り放題、まぐろ食事券、選べるレジャー利用券が付いてきます。
うまく利用すると5,000円くらいのところを3,060円に収めることができるので、品川・横浜発でお手軽に日帰り旅行をすることができます。そのためか「みさきまぐろきっぷを使ってマグロを食べてきた!」という記事をよく見かけます。
期間は今のところ特に決まっておらず通年で実施されているようです。マグロの旬の時期になったらまた行きたいですね。
三崎漁港にまぐろを食べにいってきた
三崎漁港はどこにあるのかというと、三浦半島の最南端にあります。青い丸が仙川のあたりです。
今回の旅行でようやく蒲田と川崎と横浜の位置が理解できました。
三浦半島に行くのは初めてだと思っていたのですが、2014年に久里浜港から金谷港までフェリーで渡ったことがありました。
三崎口駅までの道中
品川に9時頃に到着したので、みさきまぐろきっぷを買ってから適当なお店でモーニングを食べました。食事券を使えるお店がとても多いので、あれがいいかな?これがいいかな?と相談していました。
9時半の電車に乗って、気付いたら11時頃には三崎口駅に到着しました。あっという間でした。
三崎口駅から三崎港まではバスを使わないといけません。全くノープランでマグロを食べにきたので三崎口駅から三崎漁港までバスで22分も掛かると知りませんでした。歩こうとしなくてよかった。
休日ということもあってバスを待つ長蛇の列ができていました。三崎口駅の手前の三浦海岸駅では海が見えていたので、三崎口駅から三崎漁港までは5分くらいやろう?となんとなく思っていたのでバスを選択しました。
途中でバスが渋滞に巻き込まれたのもあってバスにぎゅうぎゅう詰めで押し込まれながらの30〜40分移動はきつかったです。休日に訪問した場合、バスに長蛇の列ができていたら素直にタクシーを使った方が良さそうですね。
まぐろ食事券を使ってまぐろを食べた
お昼時の少し前に到着している予定だったので少し街中を散歩してからご飯の予定でしたが、バスの到着に時間がかかったのもあって先にご飯を食べることにしました。
あまり並ばずに済むところが良いなぁと嫁と話して「回転寿司 さん和」に行くことにしました。12時前だったのもあって空き席が多かったです。
「あの…これを持っているんですけれど…」「まぐろきっぷですねー、セットを用意します!」とスムーズに注文することができました。
まぐろきっぷ用のメニューです。
ここでも十分に美味しいと思ったのですが、もっと評価の高いお店があったので三崎港周辺の料理店のスペックは全体的に高そうです(あまり美味しそうに見えないのは僕の写真の腕が悪いからです)。
あとの方で出てきた赤だし。
うらりでまぐろにちなんだおやつを物色
ご飯も食べおわったので「うらり」に来ました。うらりは三崎漁港で獲れた魚や三浦半島の特産物を販売している施設です。
名物マグレーヌは普通でした。
今回食べ忘れたかぶと焼。あんこ入りまんじゅうだったようです。
こちらも名物とろまんです。春だけマグロ+桜あん入りの「桜あんと鮪饅」を販売しているようです。
白いのがとろまんで、味の薄い肉まんという感じです。マグロって感じはしませんでした。
桜色のが「桜あんと鮪饅」で、あんこの甘さとマグロの塩っぱさがぶつかり合ってなんとも形容しがたい味になっていました。
三崎漁港の周辺を歩いてみた
お土産は帰りに買うことにしたので、三崎漁港の下町を散策することにしました。
古い建物が多くて、ワクワクしながら散策することができます。
家屋のデザインから大正〜昭和初期でしょうか。蔵を改造してお店にしているところもいくつか発見することができました。
三浦ガラス工芸館
たまたま通りがかった三浦ガラス工芸館。
個人的にはあんまりトンボ玉には興味はないと言っていたのですが嫁の強い推しでトンボ玉を作ることになりました。
好きなガラス棒を1本選んで、白いガラス棒で目玉を書きます。
三浦ガラス工芸館の職員さんが手を添えて手伝ってくれています。
ガラスは液体なのでトロトロになっているのですが、なるべく球形にするために同じ速度でクルクルと棒を回し続けます。最終的に水につけてガラスを冷やすのですが綺麗にアクセサリーの形にするのに1時間かかると言われて、別のところで暇を潰す必要があります。
クラフトうみべ
三浦ガラス工芸館の向かいに「クラフトうみべ」という創作物を販売しているお店があります。
特に何焼というわけではないのですがぐい呑を買いました。手に持った感覚がとても良かった。
城ヶ島へ
三崎漁港から城ヶ島への渡し舟に乗りました。片道5分くらいです。運賃は船内で回収する形式で300円でした。
城ヶ島側に着いて少し歩くと、波に侵食されて岩がギザギザになった場所に出ます。
向こう岸に灯台と京急ホテルが見えます。
灯台を目指します。こちら側はひなびた港町という感じでしょうか。
灯台のある丘を目指して登りました。灯台の周りには謎の建築物が……
城ヶ島灯台は関東大震災の際に倒壊してしまったので大正14年に再建された2代目のようです。
丘をくだって、先ほどの商店街に戻りました。「さかや」でいかげそが250円、いか半身が300円をいただきました。
醤油で喉が乾いたので、帰りにソフトクリームを買いました。(300円)
帰りの渡し舟に乗りました。さよなら城ヶ島……!
その後日が落ちる前にお土産を買って、 家に帰りました。