本記事では、つくも茄子(つくもなすび)について紹介しています。
つくも茄子(つくもなすび)は、茶入。
静嘉堂文庫美術館蔵。
外見
高さ | -mm |
胴 | -mm |
口 | -mm |
底 | -mm |
重量 | -g |
所在地
項 | 詳細 |
---|---|
所在地 | 公益財団法人静嘉堂文庫 静嘉堂文庫美術館 |
住所 | 東京都世田谷区岡本2丁目23−1 |
電話番号 | 03-3700-0007 |
ウェブサイト | http://www.seikado.or.jp/ |
地図
伝来
- 足利将軍家
- 山名礼部豊重
- 伊佐宗雲
- 朝倉教景金吾宗滴(=>Wikipedia)
- 京小袖屋
- 越前小袖屋
- 京袋屋
- 松永久秀
- 織田信長
- (本能寺の変にて罹災、以後未詳)
- 豊臣秀吉
- 右馬兵部卿法印則頼(=>Wikipedia)
- 豊臣秀頼
- 徳川家康
- 藤重藤元
- (藤重家)
- (未詳)
- (岩﨑家)
- 静嘉堂文庫美術館
逸話
「つくも」の謂れ
古来よりつくも茄子は、つくもがみと呼ばれていた。これはは、九十九髪(つくもがみ)または付喪神(つくもがみ)から由来していると推測される。九十九髪は老女の白髪を意味し、付喪神は古い器に霊が宿った妖怪である。
室町幕府8代将軍の足利義政の時、村田珠光が九十九貫で買ったことから「つくも」という名前になったという逸話があるが、永禄前期でもつくも茄子と珠光と結びつける話は作られておらず、惟高妙安(いこうみょうあん)は表記を「作物(つくも)」としており、「清玩名物記」においても同じ表記であることから伝承と思われる。
「山上宗二記(やまのうえのそうじのき)」になって「珠光目利きにて出候」と書かれることから、これを元にして作られた逸話ではないかと思われる。
参考
関連記事
この他にも戦国大名・戦国武将が所有していた名物について書いています。まとめておりますのでこちらのページをご参照ください。よろしくお願いします。