QuickTime SDKを扱うにあたって、まずQuickTimeの初期化が必要になります。 Movieを扱う為には、下記の2つの関数を使って、QuickTimeを初期化してください。
|c| /! QuickTime Media Layerの初期化を行います。 @param[in] flag 初期化オプション @return 成功したときはnoErrを返します。 失敗したときはError Codesに基づいた値を返す。 @note TerminateQTML()を使い終了処理を行う必要がある。 / OSErr InitializeQTML ( long flag ); ||<
|c| /! Movie Toolboxの初期化とアプリ固有の領域を確保します。 @return 成功したときはnoErrを返します。 失敗したときはError Codesに基づいた値を返す。 @note ExitMovies()を使い終了処理を行う必要がある。 / OSErr EnterMovies ( void ); ||<
QuickTime SDKを使ったアプリケーションの終了時には、QuickTimeの終了処理を明示的に行う必要があります。 下記の2つの関数を使って、QuickTimeの終了処理を行ってください。
|c| /! Movie Toolboxの終了処理とアプリ固有の領域を解放します。 @return 無し / void ExitMovies ( void );
/! QuickTime Media Layerの初期化を行います。 @return 無し / void TerminateQTML ( void ); ||<
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