開発者視点から見た場合、Windows Phone SDK 8.0では何が新しくなったのでしょうか?答えは、このページにあります。こちらをご覧ください。
……と、言いたいところなのですが、Advent Calendarのネタも少ないので、僕自身のおさらいの意味も込めて、ザックリと紹介したいと思います。
- 開発ツール
- タイルと通知
- ロック画面
- 地図とナビゲーション
- ロケーションサービス
- 音声認識
- ウォレット
- 3つの解像度
- Direct3D とゲーム
- アプリケーション モデル
- カメラと写真
- メディア
- ユーザー インターフェイス
- 通信
- データと拡張性
- Windows Phone ストア
- ビジネスの準備
- ローカリゼーションとグローバリゼーション
- アプリケーション マニフェスト ファイル
- アプリケーションの互換性
- 共通言語ランタイム
開発ツール
- Direct3D アプリケーション用のプロジェクト テンプレートが追加されました。
- 多言語に対応するための仕組みがデフォルトのテンプレートに追加されました。
- マネージコードだけじゃなくてネイティブコードにも対応しました。
- XNA Frameworkにも対応しています(ただし、ターゲットOSをWindows Phone OS 7.1にする必要あり)
- Windows Phone 8エミュレータは3つの解像度に対応しています。
- マニュフェストデザイナーが一新されて分かりやすくなりました。
- プロファイル機能が強化されました。
タイルと通知
- タイルを表示方法を指定するためのクラスが追加されました。
- FlipTileData
- CycleTileData
- IconicTileData
ロック画面
- ロック画面の背景画像表示させるアプリケーションを指定できるようになりました。
- 通知領域で表示させるアプリケーションを指定できるようになりました。
地図とナビゲーション
- 新しいMapコントロールを使うことができます。
- Microsoft.Phone.Maps
- Microsoft.Phone.Maps.Controls
- Microsoft.Phone.Maps.Services
- ms-drive-to、ms-walk-toプロトコルを使うことによんってナビゲーション機能がサポートされました。
ロケーションサービス
- バックグランドで実行し続けてくれるLocation APIが追加されました(既存のLocation APIは引き続きサポートされるます)
音声認識
- ユーザーが音声でアプリを操作できるように音声認識にサポートすることができます
ウォレット
- Windows Phone財布の経験が豊富です(多分、誤訳)
- クーポン、クレジットカード、会員カードを1つの場所に集約します。
- アプリやXBox Musicの決済手段を管理できます
3つの解像度
- WVGA、WXGA、720pへのサポート
Direct3Dとゲーム
- Direct3DベースのPCゲームがより移植しやすいようになりました。
- ネイティブコードでWindows Phone ゲームを開発できるようになりました。
- Direct3D 9.3相当の機能サブセットを提供します。
アプリケーション モデル
- 従来のXAML、Direct3D、HTMLでアプリを作ることができます。
カメラと写真
- 標準カメラアプリから使用されるレンズと呼ばれるアプリを開発することができます。
- ついに!画像が共有できるようになるShareMediaTaskクラスが追加されました。
- バックグランドエージェントによって写真を自動アップロードすることができます。
- カメラを細かく制御するために必要なキャプチャAPIが追加されました。
メディア
- SaveSongとMediaLibraryクラスが拡張させて削除するためのメソッドが追加されました。
ユーザーインターフェース
- LongListSelectorコントロールが正式サポートされました。
- PivotとPanoramaコントロールがSDKから削除されて、電話のROM領域に配置されより高速に使えるようになりました(訳に自信ない)
- WebBrowserコントロールは、IE10ベースになりました。
- ProgressBarコントロールのパフォーマンスが改善されました
- ランチャーAPIが追加されました。
- SaveAppointmentTask
- MapDownloaderTask
- MapsTask
- MapsDirectionsTask
- ShareMediaTask
通信
- VoIPがサポートされました
- BlueToothがサポートされました
- NFCがサポートされました
- IPv6がサポートされました
- Winsockなネイティブアプリがサポートされています
- 通信量を管理できるようになりました
データと拡張性
- 外部メモリ(microSD)の読み書きをおこなうAPIがサポートされました
- アドレス帳へ読み、書き、更新、削除のアクセスできるようになりました。
- カスタムURIスキームで別アプリを起動できるようになりました
Windows Phone ストア
- アプリ内課金がサポートされました
- カンパニーハブを作成することができるようになりました。
- 右から左へ読む言語にもアプリを作れるようになりました。
- NFC等のサポートによってアプリケーションマニュフェストが追加されました
- Windows Phone 8でもWindows Phone OS 7.1向けアプリが動作します
共有言語ランタイム
- JITコンパイラでコードが最適化されています
- await/asyncをサポートしました