Titanium Mobileってナニモノ?
Appcelerator社のソリューション「Titanium」シリーズのひとつで、HTML+JavaScript(+CSS)で、iPhone(Objective- C)/Android(Java)/Black Berry(Java)のアプリが作成出来るというものです。
基本的に、各スマートフォン毎に言語やお作法が異なるのが当たり前です。Titanium Mobileを使うことでプラットフォーム間の差異を埋めることが出来ます。また、各言語で作成したコードをTitanium Mobile側から呼び出すことも出来るので、足りない部分を自分で拡張することが可能です。
謳い文句としては「1つのソースコードで複数プラットフォームへの対応」とありますが、実際にはそこまで上手くはいかない様です。ビジネスロジックは共通出来ても、UIの振る舞いを共通化するのは難しいのかも?。
ただ、自分自身の目で各プラットフォームでの対応状況をみたわけではないので、その部分についての言及は割愛させて頂きます。色々とTitanium Mobileを使ってやってみたいことがあるので、その時にでもまた。
Titanium Mobileとの出会い
以前、スマートフォン勉強会@関西#13の懇親会に参加した時の事です。仕事が忙しすぎて勉強会には参加出来ていなかったので、Titanium Mobileについてのセッションを聞いていませんでした。
参加者の方々に「今日どんなセッションがあったの?」と聞くと、「TitaniumマジやばいTitanium」とか「Titaniumでなんか作ってよ」とよく分からないことを言われたので、これは素直に……と、エバンジェリストの増井 雄一郎さんに「Titaniumとはなんぞ!」を聞いてみました。
ちなみにこの時点で、僕は、「Titanium」「JavaScript」「iPhoneアプリ」のキーワードくらいしか知らなかったので、「TitaniumってWeb用のiPhoneライブラリでしょ?」と聞きました。
増井さんは笑いながら、Titanium Mobileで出来ること、出来ないこと、同様のソリューションであるCorona SDKとの違い、デモアプリの実行、今後のTitaniumの対応の方向性について教えて頂きました。以上、僕とTitanium Mobileとの出会い終わり。
TitaniumマジやばいTitanium ←イマココ
Titanium Mobileに向いているひと
主なターゲットとしては、
- JavaScriptを使いこなすのが得意なWebプログラマ
- Androidアプリを開発するのに一からJavaを覚えたくない方
- iPhoneアプリを開発するのに一からObjective-Cを覚えたくない方
- 同じ処理を異なる言語で何度も書きたくない方
- (普通に開発する分には)フリーであることが好きな方
……少し偏見が入ってるかもしれません。