
Windows Mobile実践プログラミング with .NET Compact Framework
- 作者: 清野竜矢,伊藤伸裕,和田健司
- 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日: 2009/10/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「Windows Mobile実践プログラミング with .NET Compact Framework」にも書かれているけれど、スマートデバイスCABプロジェクトでは、日本語のショートカットを作る事が出来ません。
スタートメニュー/プログラムで日本語のショートカット表示するCABファイルを作成する機会があったのでまとめてみました。
**準備
CabWizは、Windows Mobile 6 SDKに付属しているものを使うとして、Windows Mobile 6 SDKが、「C:\Program Files\Windows Mobile 6 SDK\Tools\CabWiz」にインストールされている事を前提としています。
***日本語のショートカット名が定義されたXML
以下のXMLを"postxml.xml"という名前で保存します。この時にエンコードは「UTF-8」を指定してください。文字コードは必ず「UTF-8」にしてください。大切なことなので2度言いました。
「type="日本語のショートカット名.lnk" 」とあるところの部分を任意の文字列で書き換えてください。「type="酢酸.lnk"」にすれば、スタートメニューには「酢酸」と表示されます。
|xml|
もし、あなたがWindows Mobile 6.5のスタートメニューのように大きなPNGファイルをICOファイルの代わりに表示させたい場合は、インストール時にレジストリを追加するコードを追加したXMLファイルを作成しましょう。
|xml|
***ワンクリックでスマートデバイスCABファイルを生成するバッチ
毎回毎回コマンドを打つのが面倒なので、AppSetup.vddprojと同じ階層にpostxml.xmlをReleaseフォルダにコピーして、ワンクリックでスマートデバイスCABファイルを生成するバッチを書きました。
「postxml_installfile.bat」とでも、適当なファイル名を付けて使ってください。
|cmd| xcopy postxml.xml .\Release\ /Y cd .\Release
"C:\Program Files\Windows Mobile 6 SDK\Tools\CabWiz\Cabwiz.exe" ch3coohSetup.inf /postxml postxml.xml
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** 参照