酢ろぐ!

カレーが嫌いなスマートフォンアプリプログラマのブログ。

自動エアコン調整システムを考える(1) - 部屋の間取りとシステムの基本構成

うちの天使でもあるキンクマハムスター(長毛種)のみそあんです。下の写真はゲージから脱獄しようとしてるところですね。

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ハムスターは賢いのかアホなのか分からないのですが、試行錯誤を繰り返して安定的に天蓋まで登る方法見つけます。少し前に外出中にみそあんが重しを避けて脱獄したのは良いものの、長時間ゲージと壁の隙間に挟まっていたのがよっぽど怖かったのかそれ以降すっかり脱獄しようとしなくなりました。

ハムスターは、元々がシリア原産*1で、砂漠の動物らしく寒さに弱いのです。大抵の飼育本には20〜25度くらいを維持してくださいと書かれています。

砂漠にいたから暑さにも強いといえばそうでもなく、乾燥した気候に適してる種なので高温多湿な日本の夏にも弱いそうです。ハムスターは汗をかかないので風に当たって体温を下げることもできないので、夏場の対策はエアコン一択となります。

……ってことで、自動エアコン調整システム(みそあんシステム)の入力部となる「温度」を取得するための方法を考えてみましょう。

部屋の間取りの確認

まずは我が家の部屋の間取りです。かなり雑ですが部屋の形とエアコンの位置を書きました*2

部屋全体を冷やす気のないエアコンの位置ですが、直接ゲージ に冷風が当たらずに済むのでまぁ良いかな……と。

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みそあんのゲージには、温度センサー付きのネットワークカメラが設置されています。外出先でもみそあんが元気かどうか見られるようにしています。ネットワークカメラが思いのほか高かったので、今回は基本的にはありものを利用して、新しく機材を購入せずに済ませようと思います。

自動エアコン調整システムは、ザックリな絵ではありますが下図のように想定しています。

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現在使っているネットワークカメラは、定期的にNASに対して監視画像を送信することができます。

その機能を使って、部屋の中に置いたMac miniに対して写真を定期的に送信します(黄の矢印)。温度によってMac miniに接続された赤外線リモコン(未選定)からリモコンの調整をおこないたいと思います(赤の矢印)。

温度センサー付きネットワークカメラについて

前述したみそあんが脱獄を繰り返していた時期に、PLANEX社の「カメラ一発!」という監視カメラを付けました。

PLANEX カメラ一発! Wi-Fi/有線対応 100万画素 ネットワークカメラ CS-W60HD

PLANEX カメラ一発! Wi-Fi/有線対応 100万画素 ネットワークカメラ CS-W60HD

このネットワークカメラは、動体検知、人体検知ができます。無線LAN・有線LANが標準装備されていてネットワークに接続されていると、検知した条件に基づいて自動で画像をアップロードします。

ネットワークに接続されていなくても内臓されているSDカードに画像を保存し続けます。

上位モデルの場合、温度センサーがついており、温度に基づいたアラートメールが送信できるようになっています。うちにあるのは後者の方です。

カメラ一発!で撮影した監視画像は下図のようになっています。画像のサイズが、QVGAサイズなので小さめな320x480です。

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左上に時刻と温度が表示されているのが分かるでしょうか。次回からこの温度を取得するためにどうするのか、実装しながら記録を取っていきたいと思います。

*1:でもみそあんの生まれは大阪なのですが

*2:空白の部分には嫁が積んでる本が並んでいます。片付けをしてほしいです