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酢ろぐ!

カレーが嫌いなスマートフォンアプリプログラマのブログ。

超高速!参勤交代 をみてきました

「超高速!参勤交代」を観てきました。アニメを除けば、邦画を映画館でみるのなんて何十年振りだろうか。最後に観たのは「ゴジラvsビオランテ」だったと思う。

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「超高速!参勤交代」は、ポスターやCMでも書かれているように5日以内に湯長谷(福島県いわき市)から江戸(東京都千代田区)まで参勤交代するというお話です。

ちなみに現在の整備された道路事情でも徒歩で 42時間もかかってしまいます。めっちゃ遠い!

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「期限内に江戸城にたどり着く」という最終目標(ゴール)がとてもシンプルで、時代劇と言えば展開に飽きてしまうところなのですが、時代劇の分かり易さはそのままで、かつ俳優のキャラが立っているのもあり、飽きさせない展開になっていてとても良かったです。

あらすじ

あらすじとしては以下の通り。

当時は道路が整備されておらず当然車もないため移動には金と時間がとてもかかります。

湯長谷藩第4代藩主の内藤政醇(ないとうまさあつ、官位は播磨守)が参勤交代を終えて国元に戻り、寛いでいたところ、江戸留守居役*1の参勤交代の下知を持って慌てて戻ってきました。

通常1年に1回の参勤交代が、年に2回、しかも帰国後すぐに命じられる事は異例であったが「湯長谷藩が金山発見を偽っていた」という疑いを受けて、8代将軍徳川吉宗に命じられたものであった。

内藤政醇らは、虚偽報告の疑いを晴らすために、また湯長谷藩のお取り潰しをかけて超高速に江戸まで参勤交代をすることになる。

しかし、この下知自体が、老中松平信祝(まつだいらのぶとき)が湯長谷の金山を狙い私服を肥やすことを目論んだ罠であり、信祝は忍(伊賀衆、甲賀衆、根来衆)を放ち参勤交代を失敗させようと襲いかかってくる。果たして5日以内に江戸にたどりつけるのか?

という内容です。

関連用語

「超高速!参勤交代」で出てくる人名や地名。

湯長谷藩

本作の舞台です。

湯長谷藩(ゆながや-はん)は、陸奥国南部(現在の福島県いわき市)にあった藩です。

泉藩(いずみ-はん)と共に内藤氏の分家が入り、立藩した磐城平藩(いわきたいら-はん)の支藩であり、最大でも石高1万5千石の小藩です。

磐城平藩を治めていた内藤氏の本家は転封されてしまうのですが、湯長谷藩の内藤氏は善政を敷いていたようで、特に目立った出来事がおこらず幕末を迎えています。

劇中の主人公である内藤政醇も良い殿様という役柄となっています。

内藤政醇(ないとうまさあつ)

本作の主人公。

湯長谷藩第4代藩主。官位は、播磨守。「忠孝・倹約・扶助」を旨とする藩法を定める。

内藤政樹(ないとうまさき)

劇中では「本家の……」と紹介されて、内藤政醇らのピンチを助けてくれる。

磐城平藩第6代藩主。官位は、備後守。

元文3年(1738年)9月におこった百姓一揆が発生したため、幕府による懲罰として日向延岡(宮崎県)へ転封されてしまう。日向延岡は7万石と額面上は同じ石高の土地だが、磐城平藩は実際には9万石だったため減封とされている。

内藤政醇や内藤政樹を含む内藤氏は、松平氏(徳川氏)時代からの家臣で、徳川家康に仕え活躍したため全国に領地を持っています。新宿御苑がある新宿区内藤町は、同族の高遠藩主の内藤家が持っていた中屋敷があったことに由来し、内藤の名前が現在にも残っています。

徳川宗翰(とくがわむねもと)

劇中では大名行列同士ですれ違い、八幡神社のお守りを貰う。

常陸国水戸藩第5代藩主。1歳で藩主の跡を継ぎ、行き詰まった藩政を立て直そうと志したが、30挫折して酒浸りになったという。

松平信祝(まつだいらのぶとき)

劇中では陣内孝則扮する松平信祝がものすごいゲスい悪役として登場する。

家老。

享保15年(1730年)7月に家老に就任し、徳川吉宗に従い目安箱とかの設置をした享保の改革に注力する。延享元年(1744年)4月に家老在任中に死去する。

超高速!参勤交代 (らくらく本)

超高速!参勤交代 (らくらく本)

*1:大名が帰国したあとに江戸屋敷に残り、幕府と国元(藩)との連絡係