過去にXamarin.iOSとXamarin.Macは別々のコードでメンテナンスされていて、さらに64bit対応されていませんでした。それを受けて、2014年9月に品質管理と64bit対応のため統合された「Unified API」が登場しました。過去のものは「Classic API」という位置付けになりました。詳しくはミゲル氏が書かれた下記の記事をご参照ください。
Appleは、2015年2月1日以降 iOS 8と64bit対応されていないiOSアプリの新規申請とアップデートを受け付けないと発表しており、新しく開発が始まるプロジェクトに関しては、今後のことを考えると「Unified API」を使った方が良いでしょう。ただ現時点ではいくつかのXamarin Componentsに登録されているコンポーネントがClassic APIで実装されており、Unified APIプロジェクトでは使えないこともあるので注意が必要です。
本記事では、Xamarin Studioを使ってXamarin.iOSのプロジェクトを作成する方法を紹介します。Xamarin Studioを起動します。
左側に「New Solution...」と書かれたボタンをクリックします。
新しいソリューションダイアログが表示されるので、左側のリストからC#
、iOS
、Unified API
、iPhone
、Single View Application
の順に選択します。任意の名前を入力して、[OK]ボタンをクリックすると新しいソリューション(とプロジェクト)が生成されます。
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