Google AdMobの広告を組み込む方法については「Google AdMobのバナー型広告を実装する」にて紹介しております。そちらをご覧ください。
まず表題のAdMobについて紹介しましょう。
AdMobはOmar Hamoui氏によって2006年に設立されたモバイル広告会社で、2009年にGoogleによって7.5億ドルで買収されてその傘下となりました。本ブログでよく扱っているiPhone、Android、Windows Phoneといったスマートフォンアプリ用の広告だけでなく、モバイルサイト向けの広告にも対応しています(こっちは僕が使ったことがないのであまり言及できませんが……)。
Google傘下ということもあり、日本企業の広告をだけを扱うアドネットワークと違い、世界中の企業の広告を扱っています。世界市場を対象としたアプリケーションに広告を掲載する場合には、とても心強い味方になってくれることでしょう。
また、スマートフォンアプリ向けの広告配信サービスはたくさんあり、各社あの手この手で積極的に集客をおこなっていますがいかんせんやりすぎてしまうことがあり、特に品質にうるさいiTunes App Storeから定期的に該当の広告配信サービスを利用しているアプリが締めだされるという事件が度々発生しています。
そういう意味から言ってもネット広告の巨人とも言えるGoogle傘下のアプリ向けサービスですので「安心」ではあります。国内のサービスとうまく使い分けていきたいですね。
Google AdMobのアカウントを取得する
さて、Google AdMobのアカウントを作成してみましょう。以下のウェブサイトにアクセスします。
[AdMobに申し込む]ボタンをクリックします。
AdMobのサービスを利用するにはGoogleアカウントが必要になります。Googleアカウントを既にお持ちの方は、[お持ちのGoogleアカウントでログイン]ボタンをクリックしてログインしてください。
簡単にGoogleアカウントの作成方法について触れたいと思います。[新しいGoogleアカウントを作成]のリンクをクリックします。
Googleアカウントの作成に必要な時間は、簡単で5分くらいで完了するくらいです。メールアドレス、パスワード、名前、誕生日等を入力して、Googleアカウントを作成します。
特にメールアドレスとパスワードは、今後Googleのサービスを利用する際に使用しますので、メモ等して忘れないようにしましょう。
Googleアカウントでのログインまたは作成ができましたので、ステータスがログイン中になっています。ログイン中のアカウントでAdMobの登録しても良いのであれば、[(メールアドレス) を使用]ボタンをクリックします。
続けてAdMobを使うための情報を入力していきましょう。
[国名または地域]欄で[Japan]を選択すると、日本国内向けの入力欄に変わります。アカウントの種類を[個人]にします。
[名前]欄にあなたの名前を入力しますが、この名前は広告収入が発生した時にGoogleから現金を振り込んでもらう銀行口座の名義と一致する名前を入力する必要があります。最後に広告収入の受取人の住所を入力します。
以上でAdMobのサービスを利用する上での基本情報の登録は終わりです。
次は、メインで利用する場所(タイムゾーン)と通貨を選択します。ここでは日本・日本円で登録することにしましょう。
[タイムゾーン]欄には[(GMT+09:00)東京 (Asia/Tokyo)]を、[通貨]欄には[日本円 (JPY ￥)]をリストから探して選択します。
AdMob プログラム ポリシーと利用規約を確認した上で同意する場合、[AdMob アカウントを作成]ボタンをクリックします。
AdMobのご利用開始ページが表示されます。[利用開始]ボタンをクリックしましょう。
以上で、AdMobアカウントの作成作業は完了です。
