高橋さんがTwitterでこんなことをツイートしていました。
コミケで学んだことはWindows8では従来のアプリで動かないものがあ結構ある、と1年以上思い込んでる人が多いこと。もちろんその情報は更新されていない。
Windows 8/8.1が紹介をされる時は、「タブレット対応」「Windowsストアアプリ」「スタートボタンがない!」が強調されているので、その結果過去のデスクトップアプリがWindows 8/8.1で動かないという誤解を植え付ける一因になったのではないかと邪推しています。
Windows XP/Vistaで使っているソフトがWindows 7/8にアップグレードしても正常に動くのかどうか心配だという人向けに、Microsoftが公式でWindows XP/7で動いていたソフトがWindows 8/8.1/RT/RT8.1で動くのか調べられる「Windows互換性センター(Windows compatibility Center)」というサイトがあります。
意外と知っている人が少なかったみたいだったので紹介します。
自分の持っているソフトがWindows 8/8.1で対応しているか調べてみよう!
「Windows互換性センター」にアクセスします。
互換性を調べたいソフトやプリンターなどのデバイスの名前を入力して、[検索]ボタンをクリックします。
ここでは「Visual Studio Professional(Visual Studio 6)」がWindows 8.1/RT 8.1で対応しているか調べてみましょう。
互換性の結果がリストで表示されます。
下図でのVisual Studio Professionalは推奨されるアクション
マークが表示されています。これは「互換性がない」か「単純にインストールするだけでは駄目でインストール時になんらかのアクションをおこなう必要がある」という事を指します。
Visual Studio 2010 Professionalの方は互換性あり
マークが表示されており、多くの環境で正常に動いたと報告されているということです。
パソコンをスキャンして互換性を調べる
イチイチ手で入力して調べるのが面倒くさいという方向けには、アップグレード アシスタント
があります。
アップグレード アシスタントは、お使いの PC、デスクトップ アプリ、接続されているデバイスをスキャンしてそれらが新しいバージョンの Windows で動作するかどうかを確認し、無料の互換性レポートを提供する無料のダウンロード製品です。お使いの Windows のバージョンによっては、アップグレード アシスタントを使って Windows をオンラインで購入、ダウンロード、インストールすることもできます。
現在お使いのWindowsのバージョンによってアップグレード アシスタントの種類が異なりますので、間違えないように自分に合ったものをお使いください。
- Windows XP/Vista to Windows 8.0
- Windows 7/8.0 to Windows 8.1
さいごに
互換性をチェックできるのは全てのWindowsソフトウェアではなく、世界的に主要なソフトだけですが少しはWindows 8/8.1へのアップグレードの際の不安を解消してくれるのではないでしょうか。
僕の周りで特に相談されるのが、最新のWindowsと過去のAdobe製品との相性です。Adobe製品なら(たぶん)網羅されていると思いますので、Windows互換性センターで互換性チェックをしてみてください。