Windowsストアアプリを開発中には、「おおおおー!!!縦長画面はサポートしたくない!!!!!」なんてケースが結構あるのではないかと思います。
Windowsストアアプリでは、縦画面(以降、Portrait)に対応するか横画面(以降、Landscape)に対応するのかどうかを指定することができます。
サポートする画面の回転方向を指定する
タブレットなど加速度センサが搭載されているデバイスの場合、デバイスを横持ちから縦持ちに変更すると自動で解像度が変わり、適切なサイズの表示に切り替わります。
プロジェクトウィザードで作成したWindowsストアアプリのスケルトンプロジェクト、つまり標準の設定では、以下の「すべての状態をサポートする」ことになっています。
現在、自分のアプリがどんな状態をサポートしているかについては、後述する「サポートされる回転」を確認してください。
状態は4つあります。どのような状態を表しているのかは上図を参考にしてください。
- 横
- 縦
- 横 - 反転
- 縦 - 反転
サポートする回転を変更する(Portraitに対応しない)
例えば、縦長であるPortraitをサポートしたくない場合、アプリマニフェストの「サポートされる回転」の設定を変更します。
ソリューション エクスプローラーからプロジェクトを展開し、Windowsストアアプリプロジェクト直下の「Package.appxmanifest」を開きます。アプリケーション UIタブから「サポートされる回転」を探して、「横」と「横 - 反転」のみにチェックを入れます。
この設定したアプリが、アクティブウィンドウである場合、デバイスを縦にしても画面がPortraitになることはありません。