OpenNETCFといえば、マネージコードから簡単に各種デバイスを扱いやすくしたクラスライブラリの Smart Device Framework が有名です。詳しくはこちらのページで説明しています。
日本のMSDNフォーラムでは名前を見かける事はあまりありませんが、米国のフォーラムでは「それOpenNETCFで出来るよ!」の様によく見かけます。高橋忍さんがOpenNETCFをまとめるために予算を組みたい……とMSDNフォーラムへ投稿されていたので、そのうちひょっこりと日本語の情報が出てくるかもしれません。
さて、今回はフリーのCommunity Editionを導入してみましょう。非常に簡単ですが、順に追っていきましょう。
**Smart Device Frameworkのインストール
http://www.opennetcf.com/Products/SmartDeviceFramework/tabid/65/Default.aspxにアクセスします。
「Download the Community Edition (Free) 」からダウンロードします。圧縮ファイルで提供されていると思いますので、任意のフォルダに解凍し、「SDFCommunity.exe」を実行します。
Continueを押下します。
「I accept the agreement」にチェックをつけ、Continueを押下します。
「User Name」と「Company Name」に適切な名前を入れ、Continueを押下します。
インストール先のフォルダを指定します。ここでは「C:\Program Files\Smart Device Framework」へインストールする事にして、Installを押下します。
インストールを行っています、しばらくお待ちください。
Doneを押下してインストーラを終了させます。
**Smart Device Frameworkの使い方
適当なスマートデバイスプロジェクトを作成した後に、参照の追加から「C:\Program Files\Smart Device Framework\Bin」にある各種dllを参照する事で、Smart Device Frameworkが使用できる様になります。
- 関連記事
Windows Mobile(.NET Compact Framework)を使ってアプリ開発する際に逆引きとしてお使いください。