モバイルバッテリーを8年ぶりに買い替えた。新しく購入したのは Anker Power Bank (A1636) だ。
8年間愛用したモバイルバッテリー
2017年12月に購入したのは「Anker PowerCore Speed 10000 QC (A1266011)」というモデルで、当時ポケモンGOブームでスマホのバッテリー消費が激しく、高性能高容量なモバイルバッテリーを必要としていた。QC対応10,000mAhモデルとしては最軽量だったと記憶している。とても満足度が高く、さすがAnkerというべきなのか8年経過した今でもいまだに現役で利用できている。
ただ、充電がmicroUSBというのが最近ネックになってきた。
変化したライフスタイル
昔とはライフスタイルも環境も変わった。カフェにはコンセントが当たり前にあり、会社のデスクにはType-Cケーブルが常備されている。モバイルバッテリーの出番は減っている。
それでも完全に不要というわけではない。旅行先や移動中の「いざという時」のために、より便利なものに買い替えることにした。
新しいモバイルバッテリーに求めた条件
必須機能
- パススルー機能:充電しながら給電可能
- 軽量性:毎日持ち運ぶため200g以下
- コンセント機能:電源アダプター代わりになる
- コンパクト設計:コンセントの隣の穴を塞がない
- ケーブル内蔵:配線の手間を削減
妥協できる点
容量については、現状維持であれば10,000mAhが理想だが、5,000mAhでも許容範囲と考えた。
プライムデーで発見したAnker Power Bank (A1636)
プライムデーでセールになっていたので、いくつかの候補と比較検討した。
| 項目 | PowerCore Speed 10000 QC (A1266011) | Power Bank (A1636) |
|---|---|---|
| 容量 | 10,050mAh | 5,000mAh |
| 重量 | 204g | 200g |
| 急速充電器時の出力 | - | 5V = 3A / 9V = 3A / 10V = 2.25A / 15V = 2A / 20V = 1.5A (最大30W) |
| モバイルバッテリー時の出力 | 5-8V = 3A / 8-10V = 2.4A / 10-12V = 2A | 5V = 3A / 9V = 2.22A / 10V = 2.25A (最大22.5W) |
| 充電ポート | microUSB | USB-C |
| 特徴 | Quick Charge 3.0対応 | 3-in-1設計(充電器・モバイルバッテリー・内蔵ケーブル) |
性能が劇的に向上するわけではないが、同じくらいの重さで充電アダプターが不要になるのは大きなメリットだ。
実際に使ってみた感想
Power Bank (A1636) の3-in-1設計(急速充電器、モバイルバッテリー、内蔵USB-Cケーブル)のおかげで、今まで持ち歩いていた充電器の一部を置き換えることができた。重さも200gとほぼ変わらないので、持ち運びの負担は増えていない。
microUSBからUSB-Cに変わったことで、iPhone以外で使っているケーブルと統一できたのも地味に便利。もうmicroUSBケーブルを探し回らなくて済む。
容量は半分になったが、日常使いでは十分足りている。それよりも充電アダプターとモバイルバッテリーを1つにまとめられたことで、荷物の管理がずっと楽になった。パススルー機能も期待通りで、コンセントに挿しながらデバイスを充電しつつ、バッテリー本体も同時に充電される。
まとめ
8年間活躍してくれたPowerCore Speed 10000 QCはまだ現役だが、今回のPower Bank (A1636) への乗り換えで、バックパックにいつも入れておけるようになったと思う。
