キッチンのシングルレバー水栓「TKJ30URX」がポタポタしてきたので修理してもらうことになった

千歳烏山から仙川に引っ越してはや5年目になります。入居時点で綺麗だった設備も経年劣化の影響を受けてどこか不調をきたし始めています。

年始にはトイレの水洗タンクの経年劣化のせいでジャバラ管が裂けて壁紙がカビだらけになったり、キッチンの水栓の締まりは悪くなってきたりで、今年は水回り系が本格的にダメになってきている感じです……

そして、たった今ダイニングの電気もつかなくなりました。真っ暗な部屋にひとりでいると心もダメになってしまいそうです。

我が家のキッチンの水道は、シングルレバー水栓というものらしいです。レバーを上にあげると水が出て、レバーを下にさげると水が止まります。通常は下にさげるとピタッと止まるのですが、下にさげてもポタポタしずくが落ちてしまいます。

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過去に水漏れで盛大にトラブルを起こしたことがある*1身としては、これは将来的に大事になってしまうと危機感をつのらせました。水道のトラブルは水際で止めたいので、ひとまず不動産屋に電話することにしました。

(記録に残る問い合わせをしておくとのちのちトラブった時に言い訳しやすい)

不動産屋には「パッキンの劣化が原因みたいな感じなのですが……」と連絡しました。不動産屋は契約を確認してくれて「小修繕の範疇なのでさくさんの負担で修理してください」と言われました。

不動産屋から自分でやれと言われたので、まず修理方法をしらべてみました。

水栓の型番は「TKJ30URX」というらしくて、保守マニュアルがTOTOのサイトからダウンロードすることができます。

水を出したり止めたりの制御をするために「カートリッジ」を使っていることがわかりました。てっきりパッキンを交換したら治るものだとばかり考えていましたが、もう少し高性能なものが内蔵されていたようです。

保守パーツはAmazonで買うことができるようですが、もう10年前の製品なのでパーツも良い値段になっています。カートリッジには、湯用と水用の管に繋がる部分にそれぞれパッキンがついていて、実際にはパッキンのみでも別売りされています。

ただ、カートリッジの寿命が約10年くらいなので、パッキンだけ変えてもカートリッジそのものの寿命が来ている可能性があるため、カートリッジユニットごと交換することが推奨されています。

カートリッジの型番は「THY582N」です。このカートリッジはTOTOの他の製品にも使われている汎用部品らしくて、探せば動画やブログがザクザク出てきます。修繕方法としては、以下の動画とブログが参考になりました。

一通り修理方法をネットで確認して、止水栓を閉めてレバー取るところまでやってみました。水を止めてしまえばレバー部分を簡単に外すことができるのがわかったので自分で修理できそうだと確信しました。

ただし、修繕用の部材だけで6,430円、業者に修理依頼した場合には出張費+工賃+部品代で約2万円くらいになりそうだったので、ダメ元で修繕費を一部負担してもらえないかと不動産屋に電話してみました。自費で部材を買わないといけないのであれば、その時は自分で修理することの報告をするつもりでした。

(記録に残る問い合わせをしておくとのちのちトラブった時に言い訳しやすい)

さきほどの担当者がおらず別の担当者と話したのですが、水栓のカートリッジとはなにか？から話すことになってしまい、10分ほどシングルレバー水栓の仕組みを説明した上で、そのカートリッジのTHY582Nが結構良いお値段するんですよと話したところ、「確認して折り返し連絡します」と

2時間くらいたってから不動産屋から電話があり「軽微な修繕にはあたらない」と大家に交渉してくださったようです。その日のうちに水道屋さんから電話がありました。

いまさっき水道屋さんが来て10分ほどで修理してくれました。

水道屋さん曰く「もうカートリッジが劣化していて、持ち上げたらバラバラになりました」とのことでした。これで向こう10年はキッチンの水栓からポタポタ水漏れは発生しなくなるはずです。

*1:水道代込みの部屋に住んでいた時に水漏れを放置しまくってた結果、大家から多額の水道代の請求が来たことがある

酢ろぐ！