GODZILLA 星を喰う者をみてきた

アニメゴジラシリーズもようやく完結です。ネタバレをみたら悲しくなるので事前まで情報を遮断しておいてよかった。

酷評が目立つ本作だけど、僕は三部作通して楽しむことができました。小説版GODZILLA「怪獣黙示録」と「プロジェクト・メカゴジラ」を読んだ上での鑑賞だったのも他の人と違う点かもしれません。

アニメ映画でありがちな全てをうやむやにして終わりかと思いきや、きちんとアニゴジの物語としても完結したのでスッキリしました。

GODZILLA 怪獣黙示録 (角川文庫)

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GODZILLA プロジェクト・メカゴジラ (角川文庫)

作者: 大樹連司(ニトロプラス),虚淵玄(ニトロプラス)
出版社/メーカー: KADOKAWA
発売日: 2018/04/25
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小説にしか出てこなかったアキラ・サカキやその妻ハルカが出てきたシーンでは「Wow！」となりました。ただ公開2日目なのに空席が目立っていたのは気になりました……

GODZILLA 星を喰う者を観た

ネタバレをしたくないので今の気持ちはコレです。

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第一部「怪獣惑星」は人類の敗北、第二部「決戦機動増殖都市」はビルサルドの敗北、第三部「星を喰う者」はエクシフの敗北を描いた作品でした。星を喰う者は「星を継ぐもの」のタイトルオマージュですが、最終的に(なりゆきで)人類は命を継いでいく決断をします。

もともとは人類を支配しようとやってきた宇宙人のビルサルドとエクシフは、ゴジラを前に地球連合を結成するに至るわけなのですが、地球への帰還をキッカケにそれぞれの野心を露わにします。

工業力と主とするビルサルドはメカゴジラシティを再起動してゴジラを倒し地球を支配しようとし、宗教を主とするエクシフは神へ地球を"献身"しようとします。ビルサルドはハルオの土壇場の裏切りで破滅し、エクシフの敗北は今回の見所です。

映画の不満点

怪獣黙示録とプロジェクト・メカゴジラで描かれた「オペレーション・クレードル」で運んだ謎のタマゴ。日本に向かう船を守るためにハルオの父と母たちがゴジラに特攻する陽動作戦が取られるのですが、その後についてはまったく劇中で描かれていませんでした。

オペレーション・クレードルから怪獣惑星までの間のできごとについてはパンフレットに裏設定として描かれていました。なんで原住民が穴で暮らしていたのか、なんで穴が出なかったのか、なんでモスラが出なかったのかについてはパンフをご覧ください。

あとメトフィエスの声優が櫻井孝宏だったので胡散臭さがプンプンしていたところ。

GODZILLA 星を喰う者観終わった。過去二作もさることながら最後の一本は、全国数千万人は居る"とにかく胡散臭い櫻井孝宏"が大好きな人に一時間半に渡ってお贈りする「"特盛！とにかく胡散臭い櫻井孝宏！！"ムービー」なので、とにかく胡散臭い櫻井孝宏が好きな方、おなかいっぱいどうぞ
— 改造ゆうき人間 (@ykitama) 2018年11月10日