たまたまPocketC.H.I.P.(ポケットチップ)を手に入れました。中古で購入したのでキーボードに使用感がありますね。
PocketCHIPについて
C.H.I.P.と呼ばれるRaspberry Piみたいな1,000円のコンピュータ上で、PICO-8というフレームワーク(SDK?)が動いているようです。C.H.I.P.に液晶とキーボードを追加する専用ケースがPocketC.H.I.P.となります。
(追記)「PICO-8は、ドット絵スタイルの小さなゲームを開発できる一種のゲームエンジン(使用言語はLUA)。」とのことでした。
クラウドファンディングで出資者を募集して2016年に発売になりました。多くのユーザーを待たせた割りに性能が低くできることも限られていたため、レビューで総叩きにあったようです。実際に中古で売り出されているほとんどの出品が、起動して1回しか使っていないというものばかりで比較的綺麗なものが多いです。
2017年6月の発売当時の記事を読む限りでは、日本では13,800円で販売されていたようです。
https://weekly.ascii.jp/elem/000/000/398/398726/
ファミ通では、実際に筆者がPocketC.H.I.P.を使った上での記事が書かれていました。
当時Gigagineで取り上げられたのをたまたま覚えていたので、ついつい手にとってしまいました。実際のところ僕にも使いこなすのは難しそうです。
実際に触ってみた
PocketC.H.I.P.って名前なのにポケットに入らなそうな大きさですね……。GPD Winとほぼ同サイズのnew 3DS LLと並べてみましたが、PocketC.H.I.P.のキーボードのスカスカ感が悲しいですね……
裏側はこんな感じで、C.H.I.P.とバッテリーがどこにあるのかわかりやすいですね。
ホームボタンを長押しで、起動してチュートリアルが開始されます。
ターミナル、PICO-8(ゲーム)、SunBox(音楽作成)が紹介されました。
チュートリアル終わり、起動しました。
猫がニャーニャー鳴くゲーム(アニメーション?)です。
ブラウザアイコンはありませんが、ターミナルでコマンドを入力することでインターネットに接続することもできるみたいです。またC.H.I.P.はLinuxベースのOSが搭載されているらしくTwitterクライアントのMikutterをインストールすることもできるようです。
しかし、個人的には一通り触ってみましたが使い勝手(使い所)がよくわからないなぁ…というのが本音です。
PocketC.H.I.P.でプレステエミュレータを起動させる
調べてみると、前述した通りLinuxベースなのでターミナルでごにょごにょすることによって、エミュレータを起動させることができるみたいです。公式ブログにプレイステーションエミュレータをPocketC.H.I.P.で動かす方法が書かれていました。
PocketC.H.I.P.でマルチエミュレータのRetro Archを起動させる
非力そうなPocketC.H.I.P.ではプレステは難しそうですが、ファミコンやゲームボーイであればそこそこきちんと動いてくれそうな感じはしますね。