すこし前にHeiti SCを指定しているはずなのに意図通りフォントが表示されていないことがありました。調べてみたらiOS 9ではHeiti TC/SCが使えなくなっていることがわかりました。
フォント名 | |
---|---|
Heiti TC | STHeitiTC-Light |
STHeitiTC-Medium | |
Heiti SC | STHeitiSC-Light |
STHeitiSC-Medium |
UIFontではフォント名を指定すると、そのフォントで文字を表示させることができます。
@IBOutlet weak var label1: UILabel! @IBOutlet weak var label2: UILabel! @IBOutlet weak var label3: UILabel! @IBOutlet weak var label4: UILabel! func initialize() { label1.font = UIFont(name: "STHeitiTC-Light", size: 41) label2.font = UIFont(name: "STHeitiTC-Medium", size: 41) label3.font = UIFont(name: "STHeitiSC-Light", size: 41) label4.font = UIFont(name: "STHeitiSC-Medium", size: 41) }
さて、このコードをiOSシミュレータ上で実行してみましょう。
iPhone 6/iOS 8.4での表示
iPhone 6/iOS 8.4で表示してみました。意図通り、Heiti TC/SCで表示されていることが確認できました。
iPhone 6/iOS 9.2での表示
iPhone 6/iOS 9.2で表示してみました。意図に反して別のフォントで表示されていることがわかります。
フォント感覚がないので正しい情報なのかどうか検証できていませんが、Heiti TC/SCはPingFang TC/SCに置き換わったようです。
iOS 9更新。フォント回りでは、Heiti TC/SCがPingFang TC/SCに完全に置き換えられ、PingFang HKが加えられた。香港版フォントの登場は今後ブラウザやコンテンツなどウェブにも対応を促すことになるだろうか。
— Meme-Meme (@Meme_Meme_) 2015年9月17日
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