マイクロソフトバーチャルアカデミーが開校しました
Microsoft Virtual Academyは、オンラインでマイクロソフトのテクノロジーを学習できるサイトです。
WindowsやWindows Azure、Windows Serverなど製品別の学習コースと、HTML5やC#などのトピック別の学習コースがあります。具体的にどのような学習コースがあるかというと…沢山あります。
あまり僕の興味のない分野の学習コースを紹介しても仕方がないので、Windowsストアアプリに関する面白そうな学習コースだけ紹介したいと思います。
Windows 8 UX デザイン ジャンプスタート
基本的に全画面に1ページだけ表示させたり、1画面上に複数のアプリを起動させたりすることのないタブレット(例えばiPad)と違って、Windowsストアアプリは1画面上に複数アプリは起動するわ、液晶サイズがデバイスによってマチマチだわ、Windows 8.1になって画面サイズが可変になったりと、ページデザインにはとても頭を使わざるを得ません。
また、まだ登場から日が浅いこともあって「こういう画面を作っておけば無難だろう」という定石が固まっていないのかなとも個人的に考えていたりもします。
これからWindowsストアアプリの開発を担当されるデベロッパーまたはデザイナーの方に是非お勧めしたい学習コースです。
いまさら聞けない Windows アプリ開発入門 XAML/C# 編
Windowsストアアプリを開発する主要なスタイルとして「XAML/C#」と「HTML5/JavaScript」があります*1。
先ほどのUXデザインの話と若干被るところがありますが、Windowsストアアプリとは何かから、Hello Worldアプリの開発、アプリをWindowsストアで公開するまでの手順などを紹介しています。
会社から「1月末までにWindowsストアアプリの開発をやってくれ!」と言われたデベロッパーの方に見ておいて頂きたい学習コースです。
XAML で作る Windows ストア アプリ/各国語版の作成
過去にこのブログでも紹介したことがありますが、作ったアプリを日本語ユーザーのみに公開するのは、非常に勿体無いと考えています。
あくまでも個人的な感覚ですが、Windowsストアアプリは、iPhoneやAndroidのスマートフォンアプリと比べると、デスクトップアプリやウェブアプリと競合するためユーザー数は比較的少ないです。
もちろん世界50億のユーザーに使われているWindowsなので、将来に向けての潜在的なユーザーは沢山います。ただ初動でドッカン!と行くとは考えにくいため、少しでも多くのユーザーの目に触れてもらえるような、また使ってもらえるように多言語対応をすることを強くお勧めしています。
「多言語対応するにはどうすればよいのか?」の疑問に答えてくれるのが、この学習コースです。是非見てくださいな。
C# を使用した高度な Windows ストア アプリ開発ジャンプ スタート
少し難易度が上がりますが、前述した内容を踏まえて更にWindowsストアアプリの見栄えを良くしたいデベロッパーの方にお勧めしたい学習コースです。
学習内容をピックアップしてみました。この内容を見て「お?」と思った方にはきっと得るものがあると思います。
- アニメーション
- レスポンシブル デザイン
- ブランド化
- 再利用可能なコントロール
- 高度なコントラクト(印刷コントラクト、設定コントラクト)
- 高度なコントラクト(検索コントラクト、リモート再生コントラクト)
- メディア(アプリのプロモーションについて)
高度な機能(WIndows Live SDKやSkyDriveを使ったアプリの開発の仕方について)
さいごに
他にもたくさん学習コースがあるので、Microsoft Virtual Academyを是非利用してくださいね。
それでは!
*1:C++をつかった開発であったり、VB.NETを使った開発であったりありますが、ここでは説明から省かせてください:-D