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Visual Studio 2012向けの多言語アプリツールキットを使うとストアパッケージの作成に失敗する(トラブル解決編)

Visual Studio 2012向けの「Multilingual App Toolkit(多言語アプリ ツールキット)」を使うと、多言語に対応したWindowsストアアプリの作成が簡単になります。

しかし、リモートデバッグ等では問題ない場合でも、Windowsストアアプリの作成時に下図のように失敗するケースがあります。

f:id:ch3cooh393:20141101233856p:plain

上記の画像に書かれている本文を抽出しました。下記のようなエラー文が書かれています。

エラー 1 アプリケーション マニフェストの Resource 要素の Language 属性で指定されているすべての言語が Windows ストアでサポートされている必要があります。Resource 要素の値は、アプリケーション マニフェスト デザイナーの [既定の言語] フィールドの値と、プロジェクトのローカライズされたリソースに基づいて生成された言語の一覧から成ります。Windows ストアのアプリの言語の一覧については、http://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=223184 を参照してください。 C:\Users\ch3cooh\Documents\GitHub\testapp\Package.appxmanifest 13 4 testapp

エラー文がどう対応して良いのか分かりにくいのですが、要約すると「Windowsストアアプリでは、認定言語以外の言語を含むことができません。認定言語以外が含まれている場合は削除してください。」ということになります。

ソリューションエクスプローラーにて、MultilingualResourcesのフォルダを見ると、プロジェクトが以下のようになっているのが分かります。

f:id:ch3cooh393:20141101233843p:plain

多言語ツールキットを有効にすると、もれなく追加される {アプリ名}_qps-ploc.xlfという名前の疑似言語用のリソースが、認定言語ではないのでエラーが発生してしまっているのです。

つまり、疑似言語用のリソースを削除すれば、問題なくストアアプリ向けのビルドが通るはずです。

参考

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