酢ろぐ!

カレーが嫌いなスマートフォンアプリプログラマのブログ。

ぬるプログラマーの僕がMacでRを使えるところまで環境を構築する

うちの嫁が「RはGUIがなくてよくわからない」と言ってたので調べてみました。「SPSSが良い」とか「Excelの統計機能には致命的な不具合がある」とかの情報はあるのですが、RをGUIで使う方法についてあまり記載しているところがありませんでした。

みんなRはコマンドをバシバシ入力しているのかな?と思いつつ、更に探してみるとどうやらGUIからRを使う場合には下記の方法があるようでした。

  • Rコンソールで使う (標準?)
  • SPSSからRを呼び出して使う
  • ExcelからRを呼び出して使う (Windows限定?)
  • RStudioを使う

これらのうちの「RStudio」というプロダクトがイケメンツールでなかなか好評の様子でした。

ここでは、Mac(Mountain Lion/10.8)でRStudioを使えるようにするまでの方法をご紹介します。

インストール

Rをインストールする

RStudioのパッケージには、Rが含まれていません。RStudioを使うには、R 2.11.1以上のバージョンが好ましいようです。

Rは以下のリンクからダウンロードすることが可能です(兵庫大学のミラーサイト)。

僕は、2012/12/14時点で最新の「R-2.15.2.pkg」をダウンロードしました。

インストールが開始すると、基本は「次へ」をクリックするだけです。

インストールが完了すると、アプリケーションの一覧に「R」が追加されていますので、起動すると「Rコンソール」が使えるようになります。

ここで直接コマンドを打ち込んでも良いのですが、ヌルいプログラマな僕はもっと楽が出来そうなRStudioを使いたいと思います。

RStudioをインストールする

RStudioは、以下のリンクからダウンロードすることが可能です。

2012/12/14時点で最新の最新の「「RStudio 0.97.246 - Mac OS X 10.6+ (64-bit)」をダウンロードしました。

インストール方法はすごく簡単で、ダウンロードディレクトリにある「RStudio-0.97.246.dmg」をマウントして、Applicationディレクトリへドラッグアンドドロップするだけです。


RStudio

RStudioを起動すると、こんな感じです。

入力した変数の値を表示してくれる機能が嬉しいです。

ただ、現在のところ日本語には対応してなさそうなのが唯一のネックかな。