酢ろぐ!

カレーが嫌いなスマートフォンアプリプログラマのブログ。

Windowsストアアプリのリファレンス端末となるのか?新しいタブレット/スレートPCの「Surface」

18日(日本時間19日)にWindows RTが搭載されたタブレットの発表があると噂になっていました。

フタを開けてみれば予想通りWindows RTが搭載されたタブレットの発表と、なんとWindows 8 Proが搭載されたスレートPCも発表されました。製品のページ(http://www.microsoft.com/surface/)もなかなか格好良いです。

横からの撮影。薄さでMacBook Airを意識しているのがよくわかります。

バックにはシンプルになったWindowsロゴが入っています。この写真を見る限りではどこのメーカーが製造したのか分かりませんね。


前は?

Surfaceです。

「Surface?……ん?」と思われるかもしれませんが、その辺りについては後述します。

Surfaceのスペックは?

OS Windows RT Windows 8 Pro
重さ 676g 903g
厚み Windows RT
液晶(解像度) 10.6インチ HDディスプレイ 10.6インチ Full HDディスプレイ
接続コネクタ micsoSD, USB 2.0, Micro HD Video, 2x2 MIMOアンテナ micsoSDXC, USB 3.0, Mini DisplayPort Video, 2x2 MIMOアンテナ
プロダクト Office Home & Student 2013 RT スタイラスペン
付属品 カバー&スタンド カバー&スタンド
ストレージ 32GB/64GB 64GB/128GB

Mini DisplayPort Videoってどんなのか分からなかったのですが、Apple Mini DisplayPortのようなものでしょうか?

激薄のカバーは、タッチカバーと呼ばれるキーボード付きのカバーです。iPadの風呂蓋カバーを彷彿とさせるデザインで、カラバリも何種類かありそうです。黒はスマートフォンでお腹いっぱいなのでマゼンタかブルーが良さそうですね。


肝心のSurfaceはどこへ行ったの?

Surfeceと言えばテーブル型のはずでは……と思われるかもしれません。発表中も同様にテーブルとタブレットの棲み分けをどうするの?って話をしていました。発表終了後にサイトが更新され、テーブル型の旧Surfaceは「PixelSence」と名前が変わった旨の注意書きが追加されていました。

テーブル型のプロダクトで名前を売るだけ売って、タブレットと差し替えてそのまま販売するというブランディングだったのかどうかは分かりませんが、なんだかテーブル型の旧Surfaceが不憫でなりません。Microsoft Surfece SDK(http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=26716)に「Surface」の名前を残しており、これもそのうち差し替えられるような気がします。

発売時期について

Windows 8と同時に、ARM版であるSurface for Windows RTをリリース、その90日後にIntelCore版であるSurface for Windows 8 Proをリリースするようです。

販売路に関しては、米国のMicrosoft Storeとそのオンラインショップに限られるという話もあります。日本で購入できるかどうかについては言及されておらず、実際問題手に入れるのはかなり難しいのではないかと想像できます。ちなみに米国のMicrosoft Store Onlineは日本のクレジットカードは認証が通らず、たとえVisaに対応しているクレジットカードでも購入することができません。

個人的な見解ですが、販売路の話もそうですが販売時期を90日遅らせるというのも、OSベンダーであるMicrosoftがサードパーティのメーカーに気を使っているのではないかなと思います。

ただ、Microsoft製というのはイコールリファレンス機という扱いになるでしょうからデベロッパー的としては手に入れておきたい一品ですね。