日本のWindows Phone開発者が望んでいた多言語対応も、Windows Phone Developer Tools 7.1 Betaで搭載されました。まだMango対応の実機が無いのでWindows Phone Emulatorで日本語表示にする為の方法をご紹介します。
Windows Phone Emulatorを起動します。アプリケーション一覧画面から「Settings」を選択します。
地域設定及び言語設定を行うには「region+language」を選択します。
表示言語の設定を変更したいので、設定項目の一番トップにある「Display language」を選択します。デフォルトですとEnglish(United States)に設定されていると思います。
スクロールしていくと、一番下に「日本語」がありますので、日本語を選択してください。
「region+language」の画面に戻るので、「Display language」が日本語になっているのを確認して、その少し上の箇所にある「Tap here to accept changes and restart your phone.」を選択します。表示する言語を変更する為には再起動が必要らしく、エミュレータ上のOSにリブートが掛かります。
Emulatorの右下にある虫メガネのSearchボタンを押して、bingの検索画面を表示してみてください。ソフトウェアキーボードもフリックで日本語が快適。濁点や半濁点、小さな「っ」をカーブフリックという
SettingsもPivotItemのタイトルが日本語になっているのが判ります。
まだWindows Phoneの日本語UIは現在も開発中で、Windows Phone Emulatorの日本語UIが最終デザインというわけではないそうです。日本市場でのWindows Phone 7の発売時期までの間に、何処までデザインの変更があるのか楽しみですね。個人的には文字入力は日本語、表記は英語のままがMetro UIのデザインを崩さずに良いなと少し思っています。