酢ろぐ!

カレーが嫌いなスマートフォンアプリプログラマのブログ。

Windows Embedded Handheldが発表されていました

2010年6月17日、Microsoftはビジネス向けのモバイルOSとして「Windows Embedded Handheld」を発表しました。越川さんがWindows Phone 7の発表の際に、「Windows Mobile 6.5にも今後投資していく」と仰っていたのは、これを見据えての発言だったんですね。

Windows Embedded Handheldの初版は、Windows Mobile 6.5がベースなので、カーネルはWindows CE 5.x系。今までのWindows Mobile向けのソフトウェアを開発されていた開発者様、会社様のソフトウェア財産が無駄にならずに済んで良かったです。ただ、そのOSが使われた端末を個人ユーザーが買えるようになるのかどうか判りませんが……

2011年下半期には、次期バージョンとしてWindows Embedded CE 6.x系ベースの「Windows Embedded Compact 7」が予定されています。こちらに関しては、今までのWindows Mobile 6.5の開発環境(ネイティブ、Compact Framework)プラスSilverlight for Embeddedが使えるので、Silverlight対応版を開発しつつユーザーには今までのソフトウェアを使って頂くという事も可能になります。Silverlightへの移行もスムーズに行うことが出来ますね。

Visual Studio 2010では、Windows Mobile 6.5の開発は出来ないと発表があったと思います。Windows Embedded Handheld向けのアプリケーションを開発する場合でもVisual Studio 2010は利用できないのか利用出来るのかが知りたいですね。