EeePC901は701と比べ大容量化していると言っても、Visual Studio 2008(以下、VS2008)のインストールに関してはあまり楽になったとは言えません。
むしろ、Windows XP SP3が当たり、SP2時点では無かったコンポーネントが同梱されており、容量的な意味でツラいかもしれません。
ハードウェア要領
- Cドライブは、SSD(高速)で4GB。
- Dドライブは、SSD(低速)で8GB。
- Fドライブは、SDHCカードをHDD偽装化で16GB。
出荷状態でCドライブは600MB程しか空いていません。
C:とD:は物理的に分かれており、パーティションを切り直す事は出来ません。 2つのSSDを論理的に1つのドライブとして扱う方法があれば、 もっと楽にVS2008をインストール出来たかもしれませんね。
SSDは「EeePCにVisual Studioを入れる為にSSDを強化 - 酢ろぐ!」にも書いた通り「GH-SSD64GEP-M」です。
VS2008の難儀な所
必要なコンポーネント(.NET Framework 3.5とか、Windows SDKとか)をインストールするために、 最低でCドライブを1.6GBも明けなければいけません。
つまり1GB削る必要があります!!ここが一番ツラいところです。
VS2008をインストールするまでの手順
容量確保
「4Gamer.net ― Eee PC発売記念(?) この小さいマシンでゲームを動かしてみよう――その1:Windows XPを頑張って小さくしてみる(Eee PC)」を参考にして、全て実施していきます。
EeePC701と違ってAdobe Acrobat Reader等は、Dドライブにインストールされている為、軽量化の全てを行っても、空き容量が1.5GB程しか空きませんでした。
.NET Framework 2.0と日本語パックを削除する事で、180MB空きます。(VS2008のインストール時に.NET 2.0 SP1が再度インストールされるので問題ありません。)
VS2008のインストール
1.6GB空けるとインストーラも警告を出さず、インストールしてくれました。
皆から結構、駄目出しされましたが、思った以上に快適に動いてくれている様です。メモリを2GBに拡張すれば、更に動きが良くなるかもしれませんね。