酢ろぐ!

カレーが嫌いなスマートフォンアプリプログラマのブログ。

安全なポケモンの交換方法はないか少し考えた

最近はポケモンの配信に合わせて休日の予定を考えて、横浜に行ったりポケモンセンター(ストア)にしています。もともとコレクター癖があるのでひとつ持ってると全部集めたくなるのでつらいところです。

ポケモンの配信キャンペーンによっては、ポケモンストアーヒロシマ限定だったりポケモンセンタートウホク限定だったりします。ひどいのだと決められた場所で1時間半しか配信されないポケモンもいます。

独力ですべての配信ポケモンを集めるのは難しく、ネットを使ってのポケモン交換掲示板・サービスを利用する必要がでてきました。

GBAの第3世代までは通信ケーブルを接続して交換するスタイルでしたが、インターネットの普及と共に大人子供国内国外限定せずにポケモンを交換して欲しいというゲームデザインに変わってきているということなんだと思います。

実際に先週初めて、おさんぽピカチュウカーニバルミミッキュの交換をしたのですが、相手の方がきちんとした方で、フレンドコードで怪しい発言がないか検索したりTwitterでの普段の発言をみて信頼がおけるか調査をしてから交換依頼を出すタイプの方でした。

DS時代のポケモンは改造ものが多い

ニンテンドーDSで遊ぶようになったのはここ1年ぐらいの話で、DS時代のポケモンを中古で買うんですけれど大抵なんらかの改造ポケモンが入っています。DS時代はマジコン等その手の対策に注力していなかったのかもしれませんね。

レベル2〜3のアルセウスがいて、出会った場所を調べたら「レベル1のとき______でであった」となっている明らかな改造ポケモンでした。このように正規の配布ポケモンと誤魔化す気すらないものも多く見かけました。

ここで説明を加えておくと、アルセウスは配布・配信でしか捕まえることができません。さらにレベル100未満のアルセウスは配信されたことがないのでポケバンクには通らないものです。

第4世代のダイヤモンドで野生のアルセウスを捕まえられるバグが発見されたと話題になりましたね。野生のアルセウスもレベル100まで上げればポケバンクに預けることができるらしいので、ポケバンクのチェックはザルなんですけれど……

3DSになってからはDS時代の反省を生かしてマジコン対策が入ったのか、XY以降で改造ポケモンを見る機会が少ないのでカロスアローラ・マークがついてたら安心と考えていました。

カロス・アローラマークがついていても安全ではない

カロスマークは第6世代(XY・ORAS)、アローラマークは第7世代(SM・USUM)で捕まえたポケモンにつく表示です。前者は♢、後者は♧のマークがついています。

少し調べたらカロスマーク付きの改造ポケモンは比較的簡単に作れるらしく、マークが付いているからといって安易にトレードするの怖いな……と思いました。

カロス・アローラマーク付きのポケモンはスマホで作れる

詳しい仕組みはわからないのですが、ポケモン生成アプリなるものがあるみたいです。

ローカルでポケモンを交換する際にはBluetooh(赤外線?)で通信します。この通信のやりとりをiPhoneやAndroidのスマートフォンで偽装して、手元にある3DSに改造ポケモンを送ることができるようです。

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以前アローラマーク付きの改造ポケモンがミラクル交換で投げてこられたのを思い出しました*1。有名な改造ユーザーなので親の名前をみた瞬間にポケモンを逃す人も多いでしょう。

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改造で作ったポケモンだとパラメータによっては正規のものではないと判断することができるかもしれません。幻伝説で6Vだとちょっと怪しい……みたいな。

配信ポケモンがコピーされたものだったら真偽の判定は不可能

前述したポケモン生成アプリの他にも「3DSのソフトからセーブデータを読み込んで再度書き込むツール」というのもあるみたいです。

何がすごいかというと自分の手元にあるポケモンを一旦誰かと交換して外に出してしまい、セーブデータを書き戻すことでポケモンが戻すということができるのではないでしょうか。つまり、(確証はないけれど)セーブデータのコピーすればポケモンの複製は可能だと思われます。

ポケモン界隈では、自己産(自己受け)・他人産(他人受け)という言葉があります。自分で映画館に行って配信ポケモンを受け取ったのか、それともポケモンを交換してもらったのかということです。後者は改造・コピーの疑いがあるためレートが低く設定されるかそもそも交換してもらえないこともあります。

そうなると正規の配信ポケモンの複製が可能だろうし、ふしぎなカードを提示してもらったところで自己産の証明にはなりますが、コピーされたポケモンではないという証拠にはなりません。

それぞれのポケモンにはユニークなIDが振られているらしいのですが、同一IDのポケモンがいてもポケモンバンクは拒否しなさそうだし、現実問題として非改造・非コピーの証明は難しそうです。

まとめ

まとめられていませんが結論としては、ポケモントレード*2などで取引実績のあるトレーナーと交換するのが安心なんだと思います。

出会った場所やレベル、個体値から正規のポケモンかどうか判定できるアプリがあればと思うのですが、ぱっと見でわかってしまう改造ポケモンはXY以降少なくなっています。コピー産であればパラメータを見ても判断はできません。

結局、相手の取引実績と普段の言動から判断するしかなさそう。

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この他にもポケモンについて書いています。まとめておりますのでこちらのページをご参照ください。よろしくお願いします。

*1:今年の2月に撮影したけどネタにするのを忘れていて下書きだけが残ってた

*2:サイト名