酢ろぐ!

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ゲームボーイマクロを作る2 〜 ニンテンドーDSをゲームボーイアドバンス専用機にする

ひとりゲームボーイアドベントカレンダー2016の第22日目です。前日の記事は「ゲームボーイマクロを作る1 〜 ニンテンドーDSをゲームボーイアドバンス専用機にする」でした。

ヒンジが壊れてしまった等、ゲームができなくなったニンテンドーDSを使ってゲームボーイアドバンス専用機を作るという改造がおこなわれています。このGBA専用機にしたものを「Gameboy Macro(ゲームボーイマクロ)」と呼びます。

引き続きゲームボーイマクロを作っていきましょう。前回はニンテンドーDSを分解して、上画面を接続するヒンジを取り除きました。

上画面を外してしまうとニンテンドーDSは起動しなくなってしまいます。電源自体は入るのですがすぐに電源が遮断されてしまいます。その対策をしていきましょう。

上側の液晶がなくてもニンテンドーDSを起動できるようにする

上側の液晶のバックライトがついていないと、ニンテンドーDSは起動してもすぐに終了させてしまうようです。そこでニンテンドーDSを騙す(?)ためにバックライトが点灯しているように見せかけます。

LEDC2とLEDC1、LEDA2とLEDA1とを結線します。

線を這わせるとこんな感じになります。

LEDC2とLEDA2の間に抵抗を入れる

これでもDSは起動することはするのですが、海外のゲームボーイマクロ製作者のブログをみている限りでは、LEDC2とLEDA2を330Ωの抵抗を間にいれて起動させていました。

かなり雑ではありますが、たまたま家にあった330Ωの抵抗を使って接続してみました。下図は実験中の写真です。

無事起動することが確認できました。

携帯ゲーム機の前面にはボタンがたくさん並んでいるのでリード線はすくなければ少ない方が良いです。

リード線を這わせたくなかったため、こっちのLEDC2とLEDA2の間に抵抗を入れるパターンを採用することにしました。あまり長すぎても格好が悪いので、抵抗を接続する線を限界まで短くしました。

あとではんだづけしなおして取れにくくしました。

これでゲームボーイアドバンスのソフトで遊べるようになりました。

コントローラーのX・YボタンをそれぞれRとLに振り分ける

ゲームボーイアドバンスではXボタンとYボタンを使用しません。改造する人によってはXとYを埋めてしまうらしいのですが、個人的には見た目のバランス的にも残しておきたい派です。

残したXボタンとYボタンを無駄にしないためにも、それぞれをRとLに割り振ってしまいましょう。

Xボタンを押したらRボタンが押されたことにします。

Yボタンを押したらLボタンが押されたことにします。

スピーカーを上画面から移植する

ニンテンドーDSは上画面側にスピーカーが付いています。このままですと下画面側だけのゲームボーイマクロにはスピーカーがありません。

まずは上画面を分解してスピーカーを取り出しましょう。

スピーカーは左右で同じ型番のものが使われています。

モノラルではなくてステレオのケースで考えてみます。配線は以下のようにおこないます。

最初はステレオにするために配線していましたが後述するDS用の上スロットを取り外した際に(おそらく熱で)基盤が正常に動かなくなってしまうトラブルのためスピーカーを2つ収めるスペースがなく、最終的に片一方を取り除いてモノラルにしました。

トラブルシューティング

ここでは僕がゲームボーイマクロを製作する過程で気付いたトラブルを紹介します。

DSカセットのスロットは取り外さない方がよい

これはやらない方が良かったです。ステレオサウンドにするためにスピーカーを2つつけようと考えました。そのためにはDSのスロットが邪魔なので頑張って取り外しました。

紫の丸で囲った部分ではんだづけされています。

ガーン……残念ながら、画面が表示されなくなってしまいました。

DS用スロットの外し方に問題があったようです。原因はわかりませんがおそらく基盤に熱を加えすぎてしまったために、液晶に信号を送る部分を破壊してしまったようです。音は鳴っています。

どう頑張っても復活させることができなかったので、予備で買っていたDS2号の下部基盤を使うことにしました。

明日は塗装について考えていきたいと思います。

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