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酢ろぐ!

カレーが嫌いなスマートフォンアプリプログラマのブログ。

今日読んだ本 - 信長新記(2)

架空戦記の「信長新記」の2巻を読みました。前回の続きです。

信長新記 (2) (徳間文庫)

信長新記 (2) (徳間文庫)

織田信長が本能寺の変で生き残ったら?のifストーリーです。

織田信長が明智光秀を下した山崎の戦い、織田信長の主導による小田原征伐、柴田勝家が起こした「第一次関ヶ原合戦」から1年経ったが、先の合戦によって多くの官僚が失われてしまい、織田家中は経済的な混乱から抜け出せないでいたが、石田佐吉や真田信繁などの新しい世代の官僚によって巨大な組織が再構築されつつあった。

織田家との同盟において一方的に利益を享受する状態となっていることに徳川家康は苦悩していた。小田原征伐の結果、武田家や北条家といった外患からの盾としての役目を失っていた徳川家はいずれ信長によって潰されてしまうと考え「生き残るため」に叛旗を覆す。

同じ頃、遥か彼方のスペイン帝国では旧世界を捨て「タダ同然の鉄や銅を銀や金と交換してくれるという黄金の国(ジパング)」という新世界を目指して大艦隊による出航の準備が始まっていた……というのが、2巻のあらすじです。

家康による抵抗がメインストーリーで、「現代*1」での「日本皇国」と「大和民国」の共通の敵である「スペイン大帝国」が日ノ本へ侵出を開始するサイドストーリーの構成となっています。

間々で挟まれる「現代」でのエピソードで、織田将軍家から信長公以来の軍人が出たと紹介されるシーンがあります。この「現代」では、おそらく織田家が征夷大将軍・太政大臣・関白を占めていて三職推任問題は発生していないようですね。

ちなみにこのタイトルは完結していないのですが、次の巻は出る見込みがないのでゆっくり読んでいきたいと思います。

信長新記〈3〉家康謀叛 (徳間文庫)

信長新記〈3〉家康謀叛 (徳間文庫)

*1:この場合の現代は、織田信長が生き残っており大東洋(太平洋のこと)を超えて北米大陸を支配下においているパラレルワールドを指します。詳しくは前回の記事を読んでください。