酢ろぐ!

カレーが嫌いなスマートフォンアプリプログラマのブログ。

Windows 7 (64bit)ユーザー向けのTitanium Mobileのインストール方法

Titanium Mobileのインストールでハマったところ

Windows 7の64bitを使っているのですが、インストールの際に少しハマったのでメモ書きとして残しておきたいと思います。Windows向けにTitanium Mobileの環境を構築する上で一番のネックになるのは、Android SDKのインストーラーが32bit版のJDKしか認識しないということ。

あとは、Titanium MobileがAndroid SDKの新しいバージョンの場合正しく認識してくれない点です。意図的かどうかは分かりませんが、Android SDKに含まれるadb.exeの位置を、Titanium Developerが正しく認識せずAndroid SDKがインストールされていないことにされてしまいます。

Javaのインストール

http://java.sun.com/javase/ja/6/download.html にアクセス頂き、Java Platform (JDK)をダウンロードします。

f:id:ch3cooh393:20141225172134p:plain

どのプラットフォームのものをダウンロードするか選択する画面が出てきますが、「Platform: Windows」にしましょう(「Windows x64」ですと次に説明するAndroid SDKのインストーラがJavaを認識しません)。

f:id:ch3cooh393:20141225172116p:plain

JDKのインストールが完了しましたら環境変数の設定を行います。システムの環境変数にて、変数名をJAVA_HOMEに設定して、変数値にJDKをインストールした場所を指定します。

f:id:ch3cooh393:20141225172100p:plain

以上でJavaのインストールは完了です。

Android SDKのインストール

http://developer.android.com/sdk/index.htmlにアクセスして頂き、Windows向けのインストーラ「installer_r10-windows.exe」をダウンロードします。

f:id:ch3cooh393:20141225172047p:plain

ダウンロードしたファイルを実行すれば、あとは自動でAndroid SDKのインストールが始まりますのでそのままデフォルトの設定でOKです。以下のフォルダにAndroid SDKがインストールされていると思います。

C:\Program Files (x86)\Android\android-sdk

ただ、このままですと、Titanium Developerが、Android SDKがインストールされていると認識してくれませんので、adb.exeとをplatform-toolsフォルダからtoolsフォルダへコピーアンドペースト(※移動ではない)する必要があります。

C:\Program Files (x86)\Android\android-sdk\platform-tools\
adb.exe

↓ コピーアンドペースト

C:\Program Files (x86)\Android\android-sdk\tools

既にpathは存在していると思いますので、変数名pathに変数値C:\Program Files\Android\android-sdk-windows\platform-tools;C:\Program Files\Android\android-sdk-windows\toolsを追加します。

Titanium Mobileのインストール

http://www.appcelerator.com/products/download/にアクセスして頂き、Titanium Developer.msiをダウンロードしてインストールします。

f:id:ch3cooh393:20141225171950p:plain

ここまでしていればWindows 7(x64)でも問題なくTitanium MobileでAndroidアプリを開発することが出来ると思います。